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赤い電車は臼い線

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2016年 07月 25日

DD16(デッキ・手すり付)小樽築港機関区の再起

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2年前にカトー製と芋づる?で入線した有井(マイクロエース)のDD16(デッキ・手すり付)小樽築港機関区仕様、要は手宮線で運用された「お立ち台」付のそれなのですが、この時の入線以後、ちょっとした後日談がありました。

このDD16、走行状態に非常にムラがあったのです。
無難な走行の時は兎も角として、そうでない時はガクガク・ヒョコヒョコとなり、果てには前照灯は点灯すれど動かない?等々、新品で求めたとは思えない体たらくだったのです。メーカーが有井なのだから何でもアリイと言ったか言わなかったかはさておき、店頭での動作確認時にはノープロブレムであったのだから、何とも人間臭いイヤらしさがあって腹立たしい事この上ありません。

模型における走行不良の最たる原因は、車輪や線路の汚れに起因する集電不良かと思います。しかしウチに限っては自前の線路で走行させる際には例外なくクリーニングしますし(数日でも線路は汚れます)、車両側も可能な限りクリーナーで車輪を磨く習慣を付けているのです。一つ心当たりは、このDD16をつまみ上げた際に「軽いな」と感じた事。そう、要は補重不足の可能性があるのです。もし仮にこれが原因だったとしたら、それはそれで完成品にあるまじきですよね。結局メーカーが原因なのかと(爆
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車内は前照灯の点消灯スイッチの兼ね合いもありましょうかシースルー化されていますが、画像の通りキャブの下部が空洞というかデッドスペースになっています。ここに薄手ですが板錘を両側面合わせて20枚ほど貼り合せました。で・・・
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う~ん、ガクガク・ヒョコヒョコ言わなくなった!
快調そのものです。ただ、低速時の前照灯のチラ付きは相変わらずかなw 単線直線を数十往復、C177の周回を繰り返して見極めた結果、これまでの糞のような状態は喪失し劇的に改善されました。補重不足だったのです。これに行き着いたのは前述の「軽いな」からですが、実は前科がありました。同じく有井の京急1000形新製冷房車(初回生産ロット)、これもある日ウンともスンとも言わなくなり、何を思ったか手許のキャラメルウェイトを載せたら息を吹き返した・・・という経緯もあったのです。
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特にオチはありませんが、こんな事もあるのだなという事です。有井のモーター車は概してミドルな傾向もあるようで、おかしいな?と感じたらまず補重というのも一つの手段でしょう(事例施工による一切の責は負いません)。
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by odoriba96 | 2016-07-25 16:10 | 9ミリ(国鉄・JR) | Comments(1)
Commented at 2016-07-26 11:11 x
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