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2016年 08月 17日

その差は許容範囲?~103系一次改良車のアレ

本日2件目です。
→1件目

103系の顔を形成するパーツとして、案外?重要なのが前照灯かと思います。
その形態を大別しますと・・・

 A・・・原型の1灯白熱灯(通称:大目玉)
 B・・・上記白熱灯を改造した2灯シールドビーム(通称:目玉焼きライト、改造シールドビーム)
 C・・・新製時からデフォの楕円型2灯シールドビーム(通称:ブタ鼻) ※先頭車化及び体質改善車も含む
 D・・・体質改善40N施工車の埋め込み2灯シールドビーム

といったところでしょうか(アルファベットのサフィックスは便宜上です)。
このうち、低運/高運双方に絡んでくるのがCとDですが、後天的であるDとは異なり、Cには生まれつきのちょっとした「クセ」があります。



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1971(昭46)年度車におけるクハの0番台は俗に「一次改良車」と称される、低運ながら側窓がユニットサッシ化、前照明灯が2灯シールドビームとされた嚆矢のグループであり、車番としてはクハの180~212が該当します。

今回は全てトリミング画像という謎仕様なのですが、まずはお目にかけるのは近ヒネのクハ103-261。1973年度製で一次改良車ではありませんが、新製冷房車であるほかは一次改良車の延長のようなグループです。見ての通り体質改善30N施工車ですが、一枚窓となった以外は低運のままですし、前照灯も当然埋め込まれていません。
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そしてこちらはクハ103-193。
現時点2枚の画像でわかっちゃった向きは良く言えば観察眼が鋭い、悪く言えばビョーキですね(爆 そう・・・前照灯のポジションをよ~く見てください。こちらのクハ-193のほうが、同じ2灯シールドビームなのに「低い」のです。もちろん錯覚なんかではありませんw
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・クハ103-197

この「ライトが低い」クハ103は、前述の一次改良車の内、180、181、193~200の10両のみに該当する仕様なのです。180と181は1971年度車の汽車製造製、残りの193~200は同じくの日車製ですが、これらはいずれのメーカーにとっても最初に手掛けた2灯シールドビーム車であり、製造にあたっての寸法指示の行き違いか何かがあったのではと勝手に考えています(東急製や川重製での例は無い)。
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・クハ103-198

関西の103系も最盛期とは比べ物にならないほど激減し、その経年とともに姿態を変えるパーツが多々あったかと思いますが、思わぬ部位で「生まれたまま」なのであると、此度の関西国電事情2016夏で思い知らされた気がします。
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・クハ103-180

現在、この「ライトが低い」クハ103で現役なのは、上のクハ103-180とペアを組むクハ103-181の他は、ここに掲げた4両が全て、計5両のみとなっています(ウグイス×4両、青22号×1両)。103系のディテールも突き詰めれば文字通りの「重箱」で際限ありませんが、いよいよ末路が見えてこなくもない昨今に再認識したく、ここに触れた次第です。
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最後に、「低くない」クハ103-244の画像で〆ましょう。
ね、やっぱ「低い」でしょ?(何

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by odoriba96 | 2016-08-17 14:42 | 実車趣味(JR) | Comments(0)
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