赤い電車は臼い線

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2017年 03月 06日

さよなら6050系快速&100系スペーシア個室体験ツアー(勝手に命名)に逝ってきました

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昨3月5日(日)、表題のツアーに逝ってきました。

東武の浅草駅駅舎は以前は板材に囲まれたツマラナイ外観だったのですが、現在はアール・デコの建築当初のイージを取り戻しています。



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東武浅草駅を訪れるのは、倶楽部の新年会(於・赤城)以来ですから5年振りです。2階の改札階に上がって振りかえったあたりに駅弁屋や売店があったと記憶していますが・・・なんと便所/ATM/デッドスペースに化けていました。特急列車は車内販売もありますし、マトモなメシなら宿で食えるとなれば困らないのでしょう。このあたり、駅構内での食事情はどんどん変わって行きます。
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近接する隅田川橋梁と浅草駅の間にはR150の急曲線が介在、というよりもホームの一部分がこのR150と被っています。画像は折り返し9:10発快速となる6050系区間快速入線の景ですが、その急曲線振りが感じられるかと思います。
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優等列車が主に着発する3・4・5番線は前述の急曲線とホームが被っていて、このため場所によっては車両とホームの間に大きな隙間が生じるため、旅客の乗降に際してはその都度渡し板を設けています。折り返し9:10発快速の車内清掃が終了し、開扉直前で係員さんが渡し板を携えて待機しています。
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開扉しました。
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すかさず渡し板を設置します。6050系との取り合わせは4月の改正で見納め・・・のはずです。なお発車直前には当然渡し板が外されますので、余裕をもった乗車を心掛けたいものです。
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浅草を発車した9:10発快速39レは、浅草駅の「関門」とも言える隅田川橋梁の中路トラスを這うように進みますが、列車後部に視線を移せばR150の実感を確かなものとします。浅草発車後の乗り具合は各ボックスに1名ずつも埋まらない程度でしたが、北千住からの纏まった乗車を予想。確かにそれは当たりましたが、それでも完全満席にはなりませんでした。やはり日曜日というのは大きいです。これが土曜日でしたら大分混みあっていたはずです。
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モハの主電動機をとるか、クハのDH25コンプレッサをとるか、はたまた日光編成よりも鬼怒川編成のほうがキャパが大きい云々で乗車するハコで物議を醸しましたが、結局前から2両目のモハ6169に収まりました(何 しかしこの車両、種車の車番が6000系のトップナンバーモハ6101である事が発覚し、車内は一時騒然となりました(大嘘 乗車した編成の車番は以下の通りです。

 ↑浅草

 モハ6158 (東武日光行)  ※モハ6110
 クハ6258 (東武日光行)  ※クハ6210
 モハ6159 (新藤原行)  ※モハ6109
 クハ6258 (新藤原行)  ※クハ6209
 モハ6169 (会津田島行)  ※モハ6101
 クハ6269 (会津田島行)  ※クハ6201

 ↓東武日光・新藤原・会津田島
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6050系のアコモは語り尽くされている感がありますが、やはりカバー付き蛍光灯に「優等車両」の一つである事を改めて実感させられます。他方、過去帳入りしていますが地下鉄乗り入れの通勤型2000系もカバー付き蛍光灯であったりもしますから、その一貫性があるようで無い?東武のコダワリは不思議なものがあります。
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クハ6200形に備え付けられている和式便所も、国鉄形でいう近郊形以上でフツーに見られた金属製の便器で、今となってはすっかりナツメロアイテムと化した感があります(何 
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その和式便所の対面には「くずもの入れ」です。料金不要列車にして便所とくずもの入れを有すアコモは、この車両がやはり「特別」である事を端的に物語っています。



新鹿沼発車後のアナウンスも紹介しておきましょう。このような編成分割案内も、4月改正後は500系「リバティ」へと引き継がれます。
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途中、直前横断で数分の遅延が生じましたが下今市に到着。ここで前4両の鬼怒川編成と後ろ2両の日光編成に分割、その儀を見ようとギャラリーがひとしきりありますが、実際には発車まで十数分のインターバルがあり、そのうちギャラリーも諦めて?消えてしまい、ごく一部の熱心なマニアが残るだけになりますw 

単なる分割であれば5分とかからないでしょうが、停車時分が長いのにはちゃんとした理由があり、単線である鬼怒川線からの対向列車との行き違いと、そしてその対向列車から日光編成への乗り換え客を受けるためなのです。対向列車が到着すれば直ぐに前4両の鬼怒川編成が発車、数分後には後ろ2両の日光編成も発車です。日光編成には対向列車からの乗り換え客が案外多く、鬼怒川~日光間のニーズを実感、4月改正で鬼怒川~日光間直通便が増発されるのも納得です。
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下今市でウチらは快速を降り、乗り継ぎ列車まで構内をウロウロ。建設中の機関区画像はそこらじゅうにあるので割愛w しかしこの634形「スカイツリートレイン」の見参はサプライズで、ウチは初見です。この634形への改造当初、ウチは残りの6050系も全部この仕様に改造されるものと思い込んでいました(爆
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おお~


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おお~


ていうか、今更ですがこの「スカイツリートレイン」は特急なんですね。6050系の浅草乗り入れは4月改正で見られなくなるかもですが、6050系一族であるこの634形による浅草乗り入れは継続されることでしょう。※公式で4月16日をもって運転終了の旨アナウンスされました
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やがて、東武日光から鬼怒川線へ入り会津若松まで直通する「AIZUマウントエクスプレス」が入線してきました。下今市で快速を降りたのはこれが理由です。車両は非電化区間走行のため当然ながら会津鉄道の気動車ですが、ウチのイメージでは赤色の気動車であったところ、先頭(下今市からは後ろ)のハコは白色の見た目がフツーの気動車です。しかしヘッドマークが雰囲気を盛り上げてくれます。
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そのフツーの気動車の車内に驚くべきものを見つけました。何と車内販売のワゴンです。AIZUマウントエクスプレスは料金不要の快速列車で、東武日光~会津若松の直通がウリという程度の認識でしたが、この「ヤル気」には脱帽です。早速フツーの気動車に乗車しますが、アコモは転換クロスで十分なもの。窓框下には折り畳み式の細長いテーブルも有し、観光輸送にも適っています。そこで落ち着いたかと思いきや、別働の仲間から隣のハコに空席があるのでと呼ばれると・・・
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なんと驚くべきことに、隣のハコこそイメージにあった赤い気動車であり、、それに加えアコモがリクライニングシートであるという事!フツーの気動車と同じくの窓框下の折り畳み式テーブルに加えて背面テーブルも有し、その下の網ポケットには車内販売のメニューやグッズ類の品目を備え付けるという徹底ぶり!足元には簡素ながら足載せも備わっていて、もう脱帽(2回目)です。

その赤い気動車のリクライニングシートに収まり、俄かには信じがたい感覚を覚えていればやがて発車。ノロノロと大谷川を渡河してブルブルと排気音を立てながら、下野軌道時代からの隘路を進んでゆきます。先程目にしたワゴンが車販嬢兼アテンダント?によって通路を押されてきました。ウチらは短区間の乗車なので特に何も求めなかったのですが、これでは会津若松まで乗り通したくなりますね。車内販売ではアルコールも勿論販売!

ただ、そうなると気になるのが「おトイレ」事情です。今回の編成ではフツーの気動車(AT650形)に便所があり、赤い気動車(AT700形)には便所がありませんでした。しかし各々のタイプには便所無し(AT600形)と有り(AT750形)がまた別に存在するので、AIZUマウント~編成時には便所有りの車両を1両組み込む事になっているのではと察します。
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ウチらは約20分ほどの鬼怒川温泉で降車、入れ替わりで纏まった乗車のあったAIZUマウントエクスプレスを見送ります。画像右端に居るのが車販嬢兼アテンダントで、後述の乗務員ともども会津鉄道の方です。という事は東武鉄道線内において、他社である会津鉄道による車内販売が許可されているということです。利権に執着するだけの事業者では絶対に考えられない事であり、東武鉄道の懐の深さに改めて感銘を覚えずにはいられません。
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鬼怒川温泉における会津若松行・AIZUマウントエクスプレスの発車シーンです。このAIZUマウント~には前述の車販嬢兼アテンダントのほかに運転車掌も乗務していて、れきとしたツーマン運転です。画像の通り閉扉操作を車内ではなくホーム上で行うのが独特で、何か理由がありそうです。

気動車による運転という事で、運転士・車掌とも会津鉄道乗務員であり、野岩鉄道はもとより東武鉄道線内までスルーで乗り入れてきます。このあたり、かつての小田急SSE車3000形による連絡急行「あさぎり」で、小田急の乗務員がそのままJR御殿場線に乗り入れていたのを思い出します。
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鬼怒川温泉駅で降車します。ここまで浅草からの片道運賃¥1550(IC¥1543)ですが、今回は金券屋で取扱っている株主優待乗車券を用いたので、半額以下の¥700で済んでいます。金券屋の株乗は一定の中距離以上の乗車に際しては有効で、特に東武鉄道は路線長がありますからその効能は大きいです。

鬼怒川温泉の駅前にはターンテーブルの設置が進んでいますが、そういった画像はそこらじゅうにあるので(ry その駅舎なんですが、画像の通り・・・無味乾燥としすぎていて、存在感すらアヤしいですw 変に凝りすぎて糞状態のネオ駅舎も困りものですが、折角蒸機列車という一大アトラクションでのテコ入れを図るわけですから、駅舎をもう少し「味付け」したものに建て替えてみては?と思います。まあトミーテックのジオコレではないので、マニアの戯言如きで簡単に建て替えられるものではないですが(爆
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その鬼怒川温泉駅構内の、浅草方を望みます。手前に真新しくなった線路箇所と、その延長上にシーサスクロスが見えます。実はこのシーサスクロス、以前は無かったものです。シーサスの手前には新設だが使用前の出発信号機と思しきが明後日の方を向いて建植されています。
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手書きな上に比率が妙ですが、これが2017年3月5日時点の鬼怒川温泉駅の配線略図です。前述のシーサスが最近?の新設である事からも、以前は手前側の2線でしか浅草方に折り返せない構造であったところ、現在は全ての線から浅草方に折り返せるようになっています(前述の新設の出発信号機も納得です)。これも4月改正、ひいては8月の蒸機運転開始に備えたものなのでしょうか。駅前転車台(ターンテーブル)への取付配線などから、蒸機編成折り返しの手順を想像してみるのも楽しそうです。
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鬼怒川温泉駅界隈では、昼食を摂ったり足湯に浸かったり土産物屋を冷やかしたりバスを見ながらどうでもイイことを呟くなど各自思い思い(自由すぎるともいう)に過ごし、本日のメインエベントの一つである100系「スペーシア」に乗車します。列車は「きぬ128号」で、日曜午後の上り列車という事もありアナウンスで満席とありました。
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いろいろとっ散かっていますが・・・無事1名も行き倒れを出すことなく帰途に就けた事を祝してパンカ~イ♪ 今回は既報の通り個室乗車となりましたが、散々画像などで情報は得ていましたからまずは想像通りですw しかし贅沢というか何というか、昼行列車における個室体験そのものが初めてですから、正直表現のしようが無い印象ですw

個室相互間の壁は聞きしに及ぶ薄さかもですが、それ以上に難儀したのは空調が良くないのかウチらの調整が良くないのか、扉を閉めると個室内の空気がこもることです。まあイイ年したオッサンが蝟集すればそりゃあ・・・ですが、結局ほとんどの区間で扉を閉めずに過ごしたのです。通路を覗いてみれば他の部屋は閉め切っていたので、やはりウチらの調整が良くないうえにオッサンの蝟集による(ry
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とはいえ開放室とは環境が全然違い、個室としての「価値」はあると思います。しかし開放室を嫌ってサイレンスに過ごしたい客と、他に気兼ねなく賑やかに過ごしたい客とでは、その個室に対して求めるべき点が同じでも、実際の感想は変わってくると思います。
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終着、浅草では隣の線に「プユマ」塗装の200系が居ました。まあ案の定と言うか、量をセーブしてはいたものの、ほぼ朝から呑みっぱなしとなったわけで・・・やはり鬼怒川ぐらいでしたら一泊が無難かもしれません(爆 今回のツアーの幹事であり各乗車券類を手配いただいた養老氏はじめ、参加メンバーにはお世話になりましたこと感謝します。

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by odoriba96 | 2017-03-06 13:08 | お出かけとかオフ会とか | Comments(2)
Commented by chikatetu-kanji at 2017-03-07 22:38
スペの個室のてんいん(何故か変換できない)って何人でしたっけ?
Commented by odoriba96 at 2017-03-08 21:18
>痴下鉄さま
スペの店員さんは日本人っぽかったですよ?


あ・・・定員なら4名です、名義上は。
実際には「常識的な範囲」での容認はされていますので、大人でしたら6名まで可能かと。
但し個室券1枚で有効なのは4名までで、5人目6人目は当該列車の開放室での座席指定を受けるという条件が発生します→養老氏駅頭確認済

ちなみに小児運賃の発生しない子供連れの旅客ですと、大人含めて8人ぐらい詰め込んでいる事例を目撃しましたがw
あれじゃあ酸欠だよなぁ(違
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