赤い電車は臼い線

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2017年 03月 09日

台湾製糖の巡回車

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横浜駅界隈に用件があったので、そのついでに見てきました。
地元なのでそのうちにと先延ばししていたら・・・もう後が無かったりw
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 原鉄道模型博物館で催されている「台湾の軽便鉄道展」に絡んだ実車の展示で、はるばる現地より運ばれて展示されています。そのビジュアル、手前の人物と比しての通りとってもミニマムで可愛らしいものです。車両用途は巡回車・・・軌道巡察車とも言いましょうか。要はレールカーで、例えばお偉いさんなんかが視察をする際に用いたりしていたはずです。製造年は1921(大10)年で車齢96年を数えますが、現在も動態保存されているとのこと。
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解説板の概略によりますと、ゲージは軽便ではメジャー?な762mmで、車両寸法は長さ3.5m、幅1.8m、高さ1.7mとのこと。但し車両寸法は、足回りを含めない車体本体のみの数値ではないかと思われます。車体標記によれば車番は111、定員は12人、自重は2噸とあり、自重数値が事実であればトラック並みなので、万一の強風で飛ばされたりしないようにか、台座と車両が括りつけられています(というか単に輸送時の緊締状態のままなのかも)。
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側扉は片側面に1箇所ずつ、点対称で配置されています。展示場所で帷子川に面している側の前面の右端窓が、窓枠が落とし込まれていて中の様子が伺えます(車内の立ち入り公開は土日の時間限定です)。
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床面の手前にある水色の四角い張り出し、これは反対側の前面から見た限りではメーターやスイッチ類が配されていました。車内は事業用ですから実用一点張りで、見ての通りDD13のような中央運転台(違 が設置されています。
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ズームアップします。
逆転機、クラッチ、アクセル、シフトレバー、そして銚子電鉄デキ3よろしく制動装置はハンドブレーキオンリーと、原始的な機械式気動車のスペックそのものとなっています。
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前照灯の取付具合が手作り感満点ですw
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車輪が独特というか、スポークでもプレートでもないというか、C62のようなボックスポークなビジュアルです。
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腰板のロゴ、ウイング状のものは「糖台」と見えますから台湾製糖のものでしょう。その下の「ホホ」は一体?
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見ての通りの愛くるしい超木造の巡回車、カワユスなぁ~とハナの下を伸ばしながら舐めるように観察してきました。同博物館に入館せずとも見れるこの巡回車の車両展示は13日までです。

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by odoriba96 | 2017-03-09 18:56 | 実車趣味(民鉄その他) | Comments(2)
Commented by youroumania at 2017-03-09 22:20
こんばんわ。なんか釣られてしまいましたw

台湾のサトウキビ列車・・・毎年今年が最後とうわさされていますがまだ残っていますね。
ヘロヘロの線路にDLけん引の結構長編成の列車。見に行きたいのですがなかなかハードルも高くて行く事が叶いません。
現地までの足・・・どこも駅からタクシー利用となりそうで。。。
Commented by odoriba96 at 2017-03-10 21:39
>よーろーさま
先日は有難うございました。
海外というだけでウチからすればハードルですが、そのような珍しい?製糖の車両が見れてよかったです。
そういえば30年ぐらい前のRMに製糖の記事があったような記憶がおぼろげにあります(古
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