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赤い電車は臼い線

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2016年 03月 04日

カトー・中央本線普通列車セットを見る・・・と、コメントに関するお知らせ

※お知らせ※
3月3日時点でデスクトップからのコメント返信が出来ません(コメント送信欄のコマンドが開きません。同様の不具合は他でも発生しているようです)。
なので暫くの間は、更新記事上に於いて返信させていただきますので、ご承知おき下さい。
エキサイトの不具合連発は今に始まった事ではありませんが、有料会員はたまったものではないでしょうね。
→設定変更し送信可能としました・・・様子見ですが。
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本題です。
昨日記事の通り、満を持して入線したカトーの「中央本線普通列車セット」。
これまでのカトーの特定列車セットシリーズと異なるのは、まず優等列車ではない事。そしてカプラーが全てアーノルドである事、サボ等が印刷済ではないという事です。カプラー云々については種々の見方があるやも知れませんが、少なくともアーノルドであるが故の拡張性を見逃す事は出来ないと思います。即ち、中央本線普通列車に限らずの愉しみの幅が広がるからです。

そんな本アイテムの目玉はやはり「マヌ34」かと思いますが、此処で旧客ヲタの端くれとして気になるのは、セットの車番全てが同時期に(中央本線で)運用された事はあるのか?という事です。模型の車番というのもある意味デリケートなコンテンツかと思いますが、保有するカトーの12系のオハ12の車番が全部同じ(-196)であるというウチからすればどうでもイイ事です(爆 しかしそうは言うても考証してしまうのは、もはや性というよりビョーキなのかも知れませんねw
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附属の説明書によれば1970(昭45)年頃というのが一応の目安のようです。
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 車番:マヌ34 4
 所属:西コフ (甲府客貨車区) 最終配置同じ
 廃車:1971年8月

先ずは超目玉のマヌ34です。前位に分割した水槽、後位に炭庫を配したファニーなシルエットは暖房車のアイデンティティ。屋根の安全弁や回転式火の粉止めといったディテールもぬかりなく再現され、「さすがはカトー」の嘆声漏れる仕上がりです。9ミリにおける暖房車モデルはこれまで高価&敷居の高いブラスモデルがキット/完成品を問わずの相場でしたので、此度のカトーによるプラインジェクションでの暖房車の製品化は、時代の変革(購買層や嗜好)を顕すものと言えましょう。
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 車番:オハフ33 2517 (電気暖房取付:1964年12月)
 所属:西イイ (飯田町客貨車区) 最終配置同じ
 廃車:1975年4月

お次は単品でもラインナップされているオハフ33の戦後型、キノコ折妻・キャンバス屋根のグループです。本アイテムでは尾灯が点灯。廃車年月の通り、中央本線客車列車の末期まで活躍しています。
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 車番:スハ32 188
 所属:西イイ (飯田町客貨車区) 最終配置同じ
 廃車:1970年8月

 車番:スハ32 186
 所属:西イイ (飯田町客貨車区) 最終配置同じ
 廃車:1970年12月

本アイテムには2両セットされているスハ32です。両車番とも電気暖房を装備されず生涯を終えています。9ミリにおけるスハ32形モデルの嚆矢は、言わずと知れた1981年の中村精密(ナカセイ)製のキットです。以後はGMがやはりキットを出したり(何故かスハフ32は無い)、ハセガワがモデモブランドでナカセイの完成品版を展開したりと続きましたが、トミックスと有井(マイクロエース)が純然たる完成品を出したのは21世紀に入ってからの事です。
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 車番:スハフ32 283
 所属:西イイ (飯田町客貨車区) 最終配置同じ
 廃車:1970年8月

そして天下のカトーから漸くスハ32(スハフ32)が世に出たのが2016年。
ナカセイのキット発売から35年が経っていました。実車は動態保存車(スハフ32 2357)を除けば国鉄時代に現役を退いているにも関わらず、9ミリではコンスタントに製品化され愛でられるのですから、スハ32そのものに魅力ありきと言ったところでしょうか。
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 車番:スユニ61 43
 所属:長ナノ (長野運転所)
 長ナノ所属期間:1967~1971年

オハニ61 262を種車として1967年8月に落成し、長野に配置。
長野転出後は佐倉、宇和島と転属し、1975年5月に救援車オエ61 51へと改造。終の地を松山とし1985年2月に生涯を終えました。
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 車番:マニ60 2501
 所属:長ナノ (長野運転所)
 長ナノ所属期間:1971~1974年
 
最後のマニ60に来て、実動期間がシンクロしない車両が出てきてしまったぁーのか?
そう、先のスハ32・スハフ32は1970年に廃車されているのです。しかし!!マニ60 2501は前年はご近所の松本に配置されていたので、中央本線で運用されていた可能性は極めて高いですし、それにこのマニ60とスユニ61に関しての所属期間は「年度末時点」基準なので、1970年度内の時点で長野に転属していた可能性も捨てきれないのです(ピンポイントでの資料が手許に無いので・・・)。

何あれ、各車とも1970年頃には中央本線においてシンクロしていたようで、メーカーとしても綱渡り的な考証を行ったのかも知れません。時代を遡れば遡る程、その裏付けを得るのが如何に難しい事であるかをウチはよく知っていますからw 兎も角、本アイテムはカトーの客車モデル史において大きなインパクトを残した事は間違い無いでしょう。

by odoriba96 | 2016-03-04 11:50 | 9ミリ(客車/貨車) | Comments(0)
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