2016年 07月 10日
土曜日編の続きです。 明けて7月10日、日曜日、4:27。 腰越通りを往来するのは僅かばかりのクルマと、ウェットスーツを着込んでサーフボードを携えながら自転車を漕ぐサーファーのみです。 5:15、腰越通りを通過する一番電車が1101F先頭に姿を見せました。喧噪の無い夜明けの街並みは静粛そのもので、1101Fの加速時の吊り掛け駆動の音色はあり得ないほどに響き渡ったのです。 次いで最寄りの腰越の駅に移動・・・本日の祭礼本番に関わるイレギュラーの告示がなされています。 腰越通りを神輿と電車が練り歩き、観衆が蝟集する殷賑の様は少し有名な画だったかと思いますが、数年前より安全確保の見地からこの告示の通り電車の運行を一部区間/時間帯に中止する措置としています。しかし実際には小規模ながら昨日のように、お神輿と電車の絡みを見る事が出来るには出来るのです。 腰越からは鎌倉高校前まで移動し、日坂の踏切でカットを試みるもイマイチイマサンなのでさっさと退散。傍らににあった市街図で鎌倉市と藤沢市の市境が明瞭です(何 雨露(朝霧?)に濡れる峰ヶ原。 サーファーの朝は早い。 さも、ひとっ風呂浴びるような感覚で「ひとっ乗り」して、颯爽と帰るのでしょう。 朝の日差しの中、七里ヶ浜のS字を行く1501F。いまさらどうにもなりませんが、シングルアームだとイマイチ顔が締まらない。やはり菱形パンタが似合っていたと思います。 ゴマ粒のように海面に散るのはサーファー。 時に未だ6:30、波を求める彼等は貪欲だ。 週末データイムの喧噪がウソのような長谷駅ホーム。 早起きが三文の得か三本の得かは兎も角、普段は知り得ない電鉄のワンシーンを見ることができたのは確かなようです。 長谷からの戻りは「えのんくん号」の1101F。この1101F、知る人ぞ知る電鉄最後の客室扇風機装備車です。 その見た目相当キテる扇風機が腰越到着前から回転するサプライズ!?動画をどうぞ。 8:00からの朝食を済ませ、撤収とマッタリ感のうちにチェックアウトとなり、昨日とは異なり藤沢方に連結された305Fを捉えて宿を後にしたのです。 とかいいつつ、移動中のクルマからも悪あがきの1枚w アフターはAOP氏の案内で逗子の601号車を見学。 ウチが訪れたのは2008年4月以来、8年ぶりのことです。 御大にとっては若かりし頃の電車ということで、思い出話が止まりません。 お次は船越地区の怪しげな海軍引き込み線の痕跡を求めます。 埋め込まれていますが・・・平面クロスですね。ここ海軍専用線は外部との線路接続はなかったものの、1067mmゲージという異色のものだとか。 岸壁の突端に向かう積み込み用の側線が怪しすぎます。 いや~素晴らしい。 其処此処に・・・ 分岐器が埋め込まれ・・・ 不動ながら達磨転轍機も現存します。 その後は近隣の長浦地区の相模運輸倉庫引き込み線群へ。ここもウチは2010年1月以来6年ぶりということでしたが、草ボウボウなうえに線路もだいぶ撤去されており、面影は相当薄くなってしまったようです。 リンク先旧記事の最後の画像と見比べてみてください。やはり一変していますね。 この後、近傍のJR田浦駅で一応の散会となり、AOP氏とウチは追浜界隈での祭礼による大渋滞の洗礼を受けつつ帰投しました。幹事役のやましん様はじめ、送迎いただいたAOP氏、参加メンバー各氏にはお世話になりました事感謝します。 :おまけ・・・田谷にある少し有名な野菜直売所の野立て看板 うさんくさい × ↓ くうしんさい 〇 パッと見、うさんくさい に見えますよねぇ(爆 / /
by odoriba96
| 2016-07-10 16:35
| お出かけとかオフ会とか
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