赤い電車は臼い線

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2018年 05月 11日

E261系プレスリリースで振り返る、251系「関係者試乗列車」

E261系登場のプレスリリースがなされ、話題を呼んでいます→JR東日本公式プレスリリース

このE261系、プレスリリースの中では触れられていませんが、現在「スーパービュー踊り子」として運行されている251系の後継との観測が専らで、列車のキャラクター的にほぼ相違無いだろうと私的にも踏んでいます。8両編成全てがグリーン車扱いで、伊豆急下田方の先頭車が「プレミアムグリーン車」とされ1+1のシート配置が見もの。ただこの1+1、クロ253-0やクロ151とは異なり片側通路式というのが特徴で、前述の2形式がビジネスライクであるのとは対極の使途であるため、このような配置となったのは自然な成り行きでしょうか。

近年、事前予約制でコース的に手の込んだ食を供する「丹後くろまつ」「ろくもん」「東北エモーション」や、軽食程度だが事前予約を要する「花嫁のれん」「べるもんた」(※べるもんたは当日販売もあり)といった、いわば「食」と「列車」を絡めた「テーマトレイン」がムーブメントのように各地で生まれていますが、このE261系の4号車「ヌードルバー」も、その流れを汲んだものと言えましょう。

ありがちなフレンチやイタリアン、地のものを生かした海鮮物では二番煎じと考えたのか、その「ヌードルバー」なるトリッキーさに度肝を抜かれる思いです。もとより地の海鮮物であれば伊豆の訪問先で十分堪能すればよいわけで、事前予約制ではないフリースペース的位置付けの供食設備であれば、実はヌードルバー的なものがやり易いのかも知れません。ナマモノは食中毒のリスクも高まりますからね・・・。

そしてインテリアよりも私的に目を惹いたのはエクステリア!車体断面は東日本お約束のアレなようですが、「天窓」というギミックを採り入れ、251系の大型窓には遠く及ばないものの、その「眺望性」「開放感」の遺伝子が感じられるレベルで引き継がれた心意気と、派手すぎず地味すぎず、それでいて確かなアイデンティティの感じられるカラーリングとがマッチしたルックスは、一目で大いに気に入ってしまったのです。
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と、色々書きましたが、ここからが本題です。そのE261系により去就が注目されるであろう251系、営業運転開始前に行われた「関係者試乗列車」の記録です。画像は全て28年前の1990(平2)年4月22日の大船で、列車番号は試9797M、編成番号はRE-2です。まず最初のカットは、大船の東海道下り副本線である4番線に進入してきたRE-2編成、運転席のワイパーが稼働状態であり、この日は雨模様であった事が判ります。今と異なり昼間は前照灯を点灯していないのにも注意!
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下枠交差パンタ、スイング式のプラグドア、それは日常で目にするJRの電車としては初物尽くしであり、まさに未来志向を感じさせるものでした。ブルーとグレーのシンプルツートーンも鮮烈で、赤とクリームの国鉄色か斜めストライプぐらいしか能媒体に刻み込まれていない身からすれば、これが特急車両とは思えなかったほどです。
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2階建てといえばビスタカーと新幹線ぐらいで、それが東海道線のグリーン車に現れた時は驚きましたが、この251系での2階建てのインパクトはまた別物でした。伊豆急下田方のグリーン車階下はラウンジ、東京方普通車の階下はプレイルームといった使途にも「空前」の所感、そこに前衛的極まるプログレッシヴなフロントスタイルとくれば「完敗」です(何
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側面方向幕はこの試乗列車の行先でもある「スーパービュー踊り子 熱海」を表示。臨時でも定期でも同列車の熱海行が設定されたという事実は見聞しておらず、珍しいかと思います。現在、251系は周知の通り外部塗色のみならず内装も大幅にリファインされていて、画像の東京方先頭車階上は「グループユニット」と称したボックスシートが配されていましたが、リニューアルで一般的なリクライニングシートに置換されたようです。
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他の普通車は「カスタムユニット」と称し、リクライニングしない回転式シートが装備されていましたが、これもリニューアルでリクライニングシートに置換されています。平成の御世で特急車のシートが非リクライニングというのは・・・ですが、前述のグループユニットのボックスシートとの「差」を気にしたのでしょうか。東京方先頭車の普通車展望室はフランスTGVのものと同じという固定式座席が4列詰め込まれていましたが、これもリニューアルで3列化。その固定式座席は翌91年登場の253系「成田エクスプレス」の普通車に全面的に採用される事になります。
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この時から28年、251系も私を齢を重ねました。251系はリニューアルされていまなお健在ですが、私はというと人間的なリニューアルはまだまだなようです(爆 それより何より、実はこの251系に乗車した事が一度も無いんですよね・・・。とはいえ寧ろ、デビュー時の鮮烈な印象を大事にしたいのであれば、一生乗らずじまいも選択肢としてはあるのかもしれません(何

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by odoriba96 | 2018-05-11 10:41 | 記憶のレール(国鉄・JR) | Comments(0)
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