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赤い電車は臼い線

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2025年 12月 11日

ムーミン

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このニックネームでピンと来る世代も少なくなってくるのでしょう。



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Nゲージの嚆矢はウチの知る限り、遡ること38年前、国鉄分割民営化直前のTMS1987(昭62)年3月号に新製品として掲載された、ワールド工芸のブラスボディキットです。価格¥2800、いまからすればリーズナブルな感覚ですが、見る限りモノにするのには相応のハードルがありそうです。 

時は進み、2000(平12)年10月、かのマイクロエースがプラインジェクションによるマスプロ完成品をリリースし、センセーショナルとなりました。そして更に時は進み2023(令5)年、カトーが決定版となるアイテムをリリースし、今日に至ります。
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そんなこんなですが(何 ウチはマイクロエースの改良品を選択しました。以下、マイクロエースアイテムの一覧です。

A1301 EF55-1復活(2000年10月)
A1463 EF55-1改良品トロッコ列車7両セット(2005年10月)※EF55は黒色屋根だが無線アンテナ無し
A1305 EF55-1改良品(2009年12月)
A1305 EF55-1改良品(2011年10月再生産)

「復活」と「改良品」の差異ですが、「復活」は茶色屋根、「改良品」は黒色屋根・コップ状の無線アンテナ装備の、いわは動態晩年の姿です。品番が飛んでいますが、1エンド連結器を収納した姿のバリエーションとか想定していたのでしょうか。想像は膨らみますが、出ることはもう無いでしょうね・・・。
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2エンド側のフロントデッキは、従輪マウントの首振り仕様です。しかしそのおかげか、端梁がグッと迫って見えて見栄えがイイです。
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アタマの先輪が曲線通過のためダミーで浮いていたり、前部標識灯が屋根側にオフセットしていたりするのはギミック優先の割り切りと判断します(それらを超えてみせたのがカトーですね)。
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1エンド側。

改良品ならではのディテールとして、両エンド共にコップ状の無線アンテナがあります。因みにカトー製は無線アンテナがユーザー付けなので、時代設定が選択できる利点があります。ウチは面倒くさがりなので、最初から付いてたほうがイイですw
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2エンド側。

平妻の2エンド側にも無線アンテナですが、恐るべきはこちら側先頭で回送ながら本線走行実績があるんですよね。なので?もちろん2エンド側の前部標識灯もちゃんと点灯しますw(カトー製も)

ムーミン関連記事はこちら←この頃の無線アンテナ?はコップ状ではなく、パイプ状であるのに注目です。
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ルーペで拡大してもギリギリレベルですが、1エンド側の保安装置表記は「P/SN?」とあり、実車でのATS-P装備後をプロトタイプとしているのが判ります。

ATS-P装備は首都圏のJR車両に波及しましたが、ムーミンに於いては後部標識灯(テールライト)が外バメ式になってしまうのではという懸念が当時の商業誌上でもささやかれました。結果、外観に変化は無く後部標識灯もそのままとなり、JRの大きな配慮があったわけです。しかしながら2009(平21)年に惜しまれつつ現役を退き、再度静態保存に復したのは周知の通りです。

NゲージのEF55としてはカトー製がピカイチですが、ウチがマイクロエース製を選んだのは・・・

・新古品でも比較的安く出回っている
・飾り帯の表現が強いので模型的に「映える」

といったところによるものです。
工芸品のごときカトー製と比べるとオモチャっぽさもありますが、これもまた「味」でしょう。実車は現在鉄道博物館で接せられますが、製造から89年、動態復活から39年、静態化から16年・・・刻の流れは早いものです。


by odoriba96 | 2025-12-11 19:11 | 9ミリ(考古学) | Comments(0)
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