赤い電車は臼い線

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カテゴリ:9ミリ(外国型)( 23 )


2018年 12月 04日

KATO Rail Diesel Car(Canadian National Set A)

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先日入線した表題のカトー製RDC(Rail Diesel Car)、ロードネームはカナディアン・ナショナルです(KATO USEの製品ページはこちら(英語))。これの発売時期は2000年頃との事で既に20年近く前になりますが、売れ口の良いアイテムではなかったそうで以後の再生産はなされていません。「さかつう」さんでも長期在庫品との事で定価の半額でのプライスでした。
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実車はかの有名なバッド・カンパニー製で、輸送単位の少ない閑散線区の近代化を目論んで世に送りだされました。機関車牽引のそれに比べて高速化もなされ、小回りの利くメリットもあり重宝されたようで、1949~62年の間に398両が製造されUSA国外へも輸出されています。
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実車のRDCには用途で選べる5タイプが存在し、RDC-1が全客室、RDC-2が客室と手荷物室の合造車、RDC-3が客室と手荷物室・RPO(郵便室)の合造車、RDC-4が手荷物室とRPOの合造車、RDC-9(事業者によってはRDC-5)は全客室で運転室とエンジンを有さない・・・というものです。画像はRDC-1。
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国内型の形式に当てはめてみますと、キハ(RDC-1)、キハニ(RDC-2)、キハユニ(RDC-3)、キユニ(RDC-4)、キサハ(RDC-9)となりましょうか。カトーのRDCモデルではRDC-9以外をラインナップしています(ロードネームによりけり)。画像はRDC-3。
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定価が¥20k近くもするイイお値段なのですが、それもそのはずでセットの2両ともM車ですw 実車が単行であったり、複数両連結で分併を伴う多層建て列車であったりと柔軟に運用されたからでしょうか(巷間のwebサイトによる)。ゆえ、当然のようにトラクションタイヤはありません。
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別付けパーツは画像の通りで、上のランナーがベンチレータ、下のランナーがRPOの側扉の授受器、半分のランナーがホーン、後はロングシャンクのナックルカプラーとトリップピンです。
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別付けパーツは全て嵌め込みのみでOK。ホーンがカッコイイですね。屋上中央の巨大なラジエターも目立ち、外国型の迫力満点です。機あらば他のロードネームや、RDC-2やRDC-4も揃えてみたいところです。

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by odoriba96 | 2018-12-04 13:29 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 11月 13日

マイクロトレインズの貨車(その1)

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この折りの「天4」で入手した、中古のマイクロトレインズ製貨車についてです。画像の4両がそれですが、右端はインサートペーパーが無いので同社製というのはあくまで推測です(何 右端以外の3両は製品名に「Double-Sheated Wood Reefer」とあり、要は「重層の木造冷蔵車」・・・でしょう。
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先ずは右端のボックスカーですが、運搬中に車輪が外れてしまった上に折損してしまいました(泣 そんなわけで入手の数日後に「さかつう」さんを訪れたわけです。マスター曰く「折れやすいんですよね」とありましたので、プラ車輪のウイークポイントなのかも知れません。
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そこでマスターに見繕っていただいたのが、画像のアサーン製の金属車輪。メーカーが違いますがマイクロトレインズ製の貨車に適合します。という事は件のボックスカーはやはりマイクロトレインズ製のようです。
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早速嵌めてみました。画像手前の連結妻側がオリジナルのプラ車輪、内側が交換したアサーンの金属車輪です。こうして見ますと材質以前に色の差が顕著ですが・・・
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サイドから見たらこんなもんですし、あまつさえボックスカーの荷室に対して台車が小振りゆえ見下ろす視線では台車をまるで意識しないので、実用上は何の問題も無いと思います。
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あとの3両の「Double-Sheated Wood Reefer」ですが、屋上のアイスハッチ、即ち其処に氷を入れてその冷気で保冷するのだそうです。アイスハッチの蓋が開閉できるギミックを有していて、それに随するラッチが別付けパーツとして「開」「閉」状態それぞれが用意されています。
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ナカナカ楽しいギミックですが、ラッチの別付けパーツを嵌めてみますとタイトではなく、そのうちケースの中で仕舞っておくと外れたりしてしまうので、ゴム系等で接着の要ありと感じます。しかしそうすると、「開」「閉」のどちらかの状態に固定されるわけで、尤も走行中に「開」も無いだろうと思えど、空冷状態であればその表現もあり得るようです。なので・・・
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2両はゴム系で「閉」ラッチを接着、1両はラッチ自体を装着せず自由に開閉できる状態に残しました。取付孔はそのうち気にならなくなるはずですw
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この3両、単なる色替えかと思えばそうではなく、画像右の車両が魚腹台枠になっています。床板は一体の金属製でウェイトを兼ねた構造です。魚腹台枠も無論これに含まれます。
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手ブレーキの仕様も違い、商品名の「Vertical Brake Weel」こと垂直ブレーキ仕様が画像右で、これが魚腹台枠の仕様に相当します。
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ロードネームATSFのノーマルブレーキ?仕様は、側面のスローガンと共に自社の路線図が楽しいです。有史以来「国鉄」というものが存在せず、各社が群雄割拠しシノギを削った米国の鉄道ならではのアピール作戦です。貨車に関してはロードネームを気にせず混成しても問題無いとのアドバイスも頂いていますので、年代さえ何となく合っていれば、無尽蔵に増やすことが出来ます(震

よくわかりませんが、「その2」に続きます(何

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by odoriba96 | 2018-11-13 21:57 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 09月 29日

最近の・・・と、北米型入線モデル

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些か遡りますが・・・ついぞ1週間前の或る平日の雨模様の横浜駅、某模型店への予約照会の帰途にスカ線ホームから画像の通り珍しい列車の姿が見えました。
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伊豆急行へ直通する「ロイヤル エクスプレス」ですね。詳細は巷間のサイトを参照いただくとして割愛しますが、お馴染みの水戸岡デザインで食傷気味の向きもあろうかとは思いますが、このベース車である「アルファリゾート」のエクステリアが凡庸なのか、それほどヘンな印象はありません。
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まあそれよりも、ウチ的に胸熱なのはこの東海道上り本線(7番線)から東海道下り本線(6番線)へと転線するシーンですね。もう10数年前でしょうか・・・それまで夕方ラッシュ時以降に東海道線の「横浜始発下り列車」が3本設定されていて、その発車シーンがまさに画像の通りだったのです。では、その「上りホームから発車する始発下り列車」が在線している最中の上り列車は?というと、上り副本線(8番線)に着発させるので無問題でした。

当該時間帯は下り本線にブルトレも着発していましたから、ルーティーンとはいえ華やかさがありました。「横浜から座って帰れる始発電車」は県南西湘沿線の旅客に好評裡であったでしょう。113系電車の車内の薄緑色のデコラと共に記憶が生々しいものです。ですがそんなルーティーンも「湘南新宿ライン」の増発で横浜始発のスジを奪われてしまい、露と消えたのです。
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でもって次。
9月の連休二週目のマイアミ(通称:舞浜)駅前界隈ですが、画像の通りパートナーホテルシャトルバスの3タイプが綺麗に縦列してしまいました!しかし、これが全てではありません。一番手前のエルガタイプには前照灯がデュアルではない2灯丸目ライトの車両が存在します。とはいえ、このシーンもそう簡単に見られないと思います。
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次。
過日の「さかつう」さん詣で入手した品々です。これまで、手許のアメリカ型(北米型)は全てカトー(KATO USA)製でしたが、ついに「そうでない」メーカーのアイテムも入線してしまったのです。画像の通り、メイド・イン・USAな「マイクロトレインズ」の品々です。
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まずはこちら、半鋼製車体に魚腹台枠、三軸ボギー台車を履くヘビーウェイト客車です。が・・・メーカーが塗りミスをやらかしていまい、腰板/幕板部のグレーが画像の通り明るすぎたため回収指示がかかったものの、店舗マスターが返送し損ねたため特価品として販売されているというものw

本来のモデルはUP(ユニオン・パシフィック鉄道)のビジネスカーで、個室寝台と応接室と展望デッキを備えたもの。この手の車両は現在でも個人/法人所有の「鉄路のクルーザー」として大陸横断列車に連結される事例がフツーにあるので、ウチ的にもこれをスーパーライナーに連結させようと考えた次第です。
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こんな感じです。実車では無論、スーパーライナー側の貫通路は鎖錠している筈ですw 「さかつう」さんサイトや巷間サイトにもありますが、この手の車両はAmtrakの規定に準拠(サービス電源が供給できる、800000番台だかのインサートナンバーを有す事・・・etc)していれば、走行距離1マイルあたり××ドルで連結し、目的地駅の側線に留置しておいてくれるのだそうです。


参考動画です。
例えが大雑把ですが、国内型に例えるならスイテ39が24系「あさかぜ」の最後部に連結されているようなもの・・・でしょう。それにしてもCB&Qのカリフォルニア・ゼファー・・・よく「現役」で残っていますよね。
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続いて貨車云々です。
酔っ払いには楽しい?アーリータイムスです。「さかつう」さんサイトによれば原料の穀物を運搬する貨車であろうとの事ですが、そうでなくともこの類のロゴがおっきく誇示されているのは清々しい?です
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注目すべきは車体の向かって右の標記で、画像青枠内の「BLT 2-66」は1966年2月製を表しているのだそうです。
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そして車体向かって左にも標記が・・・画像青枠内の「NEW 2-66」は新製年月に同じで、後天的な変化の無いことを表しているのだそうです。
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こちらはボックスカー的な貨車ですが、そもそもは荷物車として新製されたそうです。国内型ですとスニ40やスユ44のようなものと言えばお解りいただけましょうか。
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これの向かって右の標記(画像赤枠内)は「BLT. 12-41」で、1941年12月製であることを表します。
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そして向かって左の標記(画像赤枠内)は「CY 3-64」ですが、これが1964年3月に後天的改造、即ち塗色変更と貨車への用途変更が行われた履歴です。そして「CY」ですが、これは国内型ですと土崎のことを「TZ」、大宮のことを「OM」と標記するのと同様、施工箇所の略号なのだそうです。
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マイクロトレインズの製品群は上記画像の通りの精緻な印刷がウリのようですが、それ以外にも画像の荷室扉開閉のギミックが楽しいです。国内型ですと有井(マイクロエース)のワムハチあたりにこのギミックがありますが、マイクロトレインズの凄いところはこれを40年以上前(!)から具現化していることでしょう。荷室内の積荷はレジン製だそうです。
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謎の積荷?なフラットカーも入手しましたが・・・側柱の植え込みが大変そう(汗 トミックスのチキ7000もこの仕様ですが、本数が違いすぎますw
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こちらは「BLT 5-77」(画像青枠内)で1977年5月の新製以後変化が無い状態でしょう。
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マイクロトレイズのアイテムは、ケース裏面に製造年や時代設定などの諸解説があり親切で、額面は張りますがメイド・イン・USAなのも好感があります。いまや中華製はフツーですからね。



by odoriba96 | 2018-09-29 22:58 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2018年 09月 18日

KATO RS-2(ATSF)/KATO F7(ATSF)

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このところ入線させていたものの、具体的には触れていなかった北米型モデルについてです。まずは前後しますが今月頭に総本山で入手したRS-2です。ロードネームは言わずもがなのATSFで、実車は1946~50年にかけてAlco(アルコ=アメリカンロコモティブ)の手で製造されたというロード・スイッチャータイプの電気式DLです。
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RS-2のATSFモデルの品番は、品番176-4401が♯2099、品番176-4402が♯2110で後者が今回入線品です。いずれもロードナンバー(車番)の違いのみで、現在はKATO USAサイトにも掲載は無く事実上の絶版品です。モデルとして世に出たのが結構以前のようで、附属品がトリップピンではなくカプラー復原バネとアーノルドカプラーであるのが時代を物語ります?総本山には他のロードネームも並んでいましたので興味のある方は是非(但し定価ですが)。
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ビジュアルはセミセンターキャブで、ゴツいイコライザ台車は本線での使途にも耐えうるものでしょうが、スイッチャーとしての役目もありますから前後方向の視界確保に意が注がれたキャブデザインとなっています。
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附属の取説兼パーツリストによれば、ボディは水冷式と空冷式の2種が存在し、排気口の位置(寸法も?)異なっている様子。ATSFモデルは前者(水冷式)仕様となっています。
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漆黒のボディに銀色のゼブラという出で立ちは、ウォーボンネット機と同じATSFとは思えない程に地味でありロジカルです。しかしキャラ立ちがハッキリしている事は見ての通りで、今後の貨車増備が楽しみとなりそうです。
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続いてはこちら、8月中旬に神戸六甲で入手したF7A/F7Bです。これもATSFモデルで、実車はEMD社の手になる言わずと知れたアメロコの代名詞のようなドッグノーズのそれです。運転室を有すAユニットと、運転室を有さない中間車然としたBユニットとを、被牽引車の両数や線路条件に合わせて組ませるのがあちらの流儀。モデルではAユニットBユニット無差別に動力ユニットが仕込まれていますので、投資額がエラいことになります(汗
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それは百も承知ですが(何 Aユニットはナンバーボードが交換式で、交換用のナンバーボードも附属しているのでそれを行った次第。分解自体は通常通りで難しくないのですが、スカートが車体成型なのでお尻(連結妻側)から動力を引き抜くようにするのが無難でしょう。
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動力ユニットの上面には空間があり、恐らくDCCフレンドリーです。
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車体を裏返して内側から見ますと、前面のライトプリズムを挟んで乳白色の櫛形パーツがありますが、これがナンバーボードで内側から押すと簡単に外れます。屋根に見える4点の赤い脚はエアフォーン(2個)です。
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Aユニット(品番176-2122)のナンバーボードは、製品状態で♯40が装着されています。パーツには左右があって、欠き取られている側が内側となるように嵌まっています。
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ナンバーボードはBユニット(品番176-2211)にも附属していて、バリエーションが楽しめます。画像上がBユニットに附属するもので2ランナーの大盤振る舞い?ナンバーは♯302、♯303、♯305と白無地、下がAユニットに附属する♯40Cと白無地です。

来年2月にATSFのF7A/F7Bが再生産予定ですが、Bユニットの品番が同じである反面、Aユニットの品番が違い「176-2121」なので、前回生産時と変わらなければ製品状態で♯300装着、附属ナンバーが♯301、♯304となるはずです(※追記:製品紹介pdfに附属ナンバーボードについてあり、上記の内容予定とのことです)。
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1両のみ♯40Cへの交換が手っ取り早いですが、折角?なので旅客用(※追記:♯37~♯47の37クラスユニットがLABCの4両ユニット、♯300~の300クラスユニットはLABの3両ユニットである事、更には後天的改番等で複雑になっているようです)であるという区分の300番台とし、♯302、♯303へと交換しました。Fシリーズのナンバーボードが外れやすいという情報もありますので、注意して行きたいと思います。各ユニット2両ずつ入手していますからスペアは十分ですが・・・。
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そういえば先走って入線させたF3のBユニットもありますが・・・画像左がF7Bで右がF3Bです。側面上部のグリル形状が違いますが、これがF3とF7を明確に区別するものではありません。F3、F7、それぞれの内でグリルの形状違いがあるからです。
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画像左がF7B、右がF3Bです。F7Bは屋上手前にファンが1個多いですね。これがダイナミックブレーキ用のファンで、F3とF7の決定的な相違点です。もっというとこのダイナミッブレーキ用のファンも、wikiによれば1952年6月以降製の「フェーズⅡ」では大型化されているとのこと。右のF3はファン自体が高いのが注意点ですが、これもF3内の製造時期で高さが低い(F7と同じ)グループも存在するというのですから大変なことです。
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このタイミングでの来年2月の再生産、いま楽しめているのでガッカリという事は無いのですが、カトーサイトの画像がどうみてもF3であるのが気になります(爆 単なる差し違えなのでしょうが、ぞのうちF3もちゃんと?再生産される事を期待します。

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by odoriba96 | 2018-09-18 18:20 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 06月 14日

KATO AC4400CW BNSF ♯5622

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先日の入手品です。
ありふれたボックスキャブのアメロコそのものですが、とりあえず色々見てみます(何
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カラーリングはBNSF(バーリントン・ノーザン&サンタフェ鉄道)において「HeritageⅡ」と称されるもので、ATSF(アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道)と合併したBN(バーリントン・ノーザン鉄道)の前身の一つであるGN(グレート・ノーザン鉄道)のカラーである、オマハオレンジとプルマングリーンのオマージュに加え、ボンネット前部のロゴはATSFの意匠を汲んだ折衷仕様となっています。
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AC4400CWはGE(ゼネラル・エレクトリック)社製で、以前に入手したDassh9とは姉妹関係?のようなもの。即ちDadh9が直流機で、AC4400CWが交流機なのです。インサートペーパー底面の「Gull Wing Cab」は、キャブ屋根の形状が側面にかけて平面を介する「へ」状となっている特徴を顕しています。これについてはA氏より「石炭ホッパーと干渉しないため」とのご教示をいただいています。それにしてもガルウィング・・・国内ではもはや過去のものですが、「西部警察」のスーパーZや、「ゴリラ」での三菱スタリオンなど、懐かしいですね。
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先にも触れたDash9モデルとの比較ですが、先ずは製品化時期の相違からか、デフォルトのカプラー長さが違います。画像右がDash9でロングシャンク、画像左がAC4400CWでショートシャンクとなっています。
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実際、よほどの急曲線でもなければショートシャンクで支障無いと思いますが・・・。製品にはトリップピンが附属しています。
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続いては実車に基づいた相違ですが、画像奥の♯722のDash9、画像手前の♯5622のAC4400CW、キャブ直後の機器の大きさと用途が異なっています。Dash9ではHVACユニットと称されるエアコン室外機を搭載、一方、交流機であるAC4400CWではその制御源であるインバーターを6基搭載したキャビネットが占めているのです。キャビネット上の手摺が二段になっているのにも注意です。
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キャブ屋根上も地味に色々あります。画像右のDash9、その小さな突起の一つ一つにこんなにも役割がありました。そして画像左のAC4400CWでは、これらのアンテナ群を集約したオクタゴン・ドームアンテナを装備しています。それにしても「送信アンテナ」「受信アンテナ」で想起するのは京急はじめ四直のIR(インダクティブ・レディオ)アンテナですね。短いのが受信側で、長いのが送信側です。これもいずれSRアンテナにとって替わり、過去のものとなるのでしょう。
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最後になりましたが、本記事においては画像の書を全面的に参照しました。というか、全部読み切れていません・・・物凄い有害図書です(褒め言葉 いわずもがな、某丼店で入手しました。
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他方、まさかの「緊急来日」的アイテムを「新品」で入手してしまいましたw
以前、確か「日本型は漸減」という方針がありましたが、相当な制約のうえで「例外」を設けることとしました。しかしです、このモデル・・・色々と頭の抱えどころがあります。これについてはいずれにでも。

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by odoriba96 | 2018-06-14 16:49 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 04月 10日

KATO C44-9W BNSF(Warbonnet)♯722

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相も変わらずの外国型(というかアメリカ型)ネタですが、前回何となく触れたC44-9Wの詳細です。実車はGE製で1993年にデビューした「Dash9(ダッシュ・ナイン)」と称されるグループで、KATOでは画像の通りのNゲージのみならずHOスケールでもモデル化されています。
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AT&SF時代の1989年に復活したWarbonnet(ウォーボンネット)のカラーはBNSFとなって以後も継承されていて、モデルがそれを顕しています。画像の♯722の実車は、リビルドにより直流モーターを交流モーターへ置換、軸配置をC-CからA1A-A1Aへとチェンジする等のメカ的な更新が施され、形式もBNSF独自のAC44C4Mへと変わっているそうです(ソース:英語版wiki)。
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軸配置がC-CからA1A-A1Aでも見た目は殆ど変っていないでしょうし、要は交流モーターとすることによって動軸が減らせたという事なのでしょうか。それはさておき、外観的には手持ちで初の貨物機という事で色々見てみます。後部は細面の風貌で、黄色い手摺が目立ちます。MUホースは別体ですが装着済みで、ユーザー付けパーツはオプションのトリップピンのみです。
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前面です。
ナンバーボードは小さいですがちゃんと別パーツで再現され仕上がりもシャープ。ボンネットの「BNSF」ロゴの印刷も綺麗です。
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前面MUホースはスノープロウに一体成型であるも、立体的に仕上がっていてプロウを外してみるまで一体成型とは思いませんでした。カプラーは前後ともロングシャンクのナックルカプラーが装着済みです。
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お約束の試走ですが、後部ライトもやはり点灯(爆
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前面はデッキ上のディッチライトも点灯、そして窓上のナンバーボードも点灯と盛りだくさんです。

さて、ここに来て今更ですが、私がアメリカ型を嗜好するにあたって無意識のうちに設けていた分別として「客車列車に限る」というのが何となくあり、実際振り返ってみますとその通りなわけです。貨物機が嫌いとかいうことは決して無いのですが、やはりそれらしく仕立てるとなると、後ろに連なるダブルスタックのコンテナ車を数百両揃えねばならないという修行が控えざるを得ないのです(何


そんな気狂い滋味た「マイルトレイン」と称されるアメリカの貨物列車の動画。とはいえども、これほど鉄道にとっての「最大のアドバンテージ」を具現化している好例も無いでしょう。一度に大量の荷物を高速輸送できる手段は、鉄道をおいて他に存在しないからです。

それもさておき本題に戻りますと、要はAmtrakの旅客列車である「Coast Starlight」の牽引に、このBNSFの貨物機が充当されるケースがあるそうなのです(所定はP42の重連、例外的にP32やF59PHIが組まれるケースもあるがいずれも旅客機)。「Coast Starlight」はPacific ocean(太平洋)を望む西海岸をトレスし、シアトル~サンフランシスコ(エメリービル/オークランド)~ロスを所要約35時間で結び、使用車両は大陸横断列車と同じくのSuperliner客車ながら、寝台客のみが利用できるラウンジカーを連結する等一味違った組成が特徴です。


この「Coast Starlight」、他にも大陸横断列車では見られない「Street running」と称される併用軌道走行をぶちかましてくれたりもします。スポットはサンフランシスコ対岸のオークランドで、動画は時間帯からして南行きの11列車でしょう。重連のDLに牽かれたダブルデッカーの夜行客車列車が併用軌道を駆け抜ける、それはあたかもフリーダムな模型の世界だけかと思いきや、現実なのです。


肝心の貨物機の充当ですが、上の動画がそれです。オレゴン州の小さな駅を通過する南行き11列車「Coast Starlight」、P42を従えて前部を固めるのは、例のDash9のBNSF ♯4611、カラーはBNSFにおいて「Heritage(ヘリテージ)Ⅱ」と称されるパターンです。


そして本命動画がこれ!
Warbonnetの♯782(現在はやはり前述のAC44C4M化)を先頭に南行き11列車が一路ロスへ!赤と青のコントラストが鮮烈で激マブな重連です。このBNSF貨物機の充当理由ですが、「Coast Starlight」がシアトル~ポートランド間でBNSFの線路を使用するのと関係がありそうにも思えますが、実際には機関車不具合とか運用の都合上のやり繰りによるものかも知れません。


というのも、上動画のケースがあるからです。こちらは「Coast Starlight」ではなくシカゴ~ロスを結ぶ大陸横断列車の一つである「Southwest Chief」。所定のP42重連の先頭に立ち三重連を形成しているのはBNSFのDash9 ♯5483!動画タイトルから察するに救援措置によるものでしょう。ああ、こうなってくるとBNSFのヘリテージⅡも欲しいなぁ・・・。

見ての通り、ヘリテージⅡのボンネットにはAT&SFの意匠を汲んだイエローボンネットがペイントされています。車体本体は本体で、BNの前身の一つであるGNのカラーであったオレンジとプルマングリーンを纏うという、ミックスな出で立ちとなっています。


もうここまで来たらついでにw
やはり「Southwest Chief」で、スポットはロスまで百数十キロに位置するカリフォルニア州のSan Bernardino駅。P42重連の先頭に立つのはサラブレッドのロゴがカッコイイNS(ノーフォーク・サザン鉄道)の貨物機、Dash9の後継機であるGE・エボリューションシリーズのES40DC ♯7564です。動画タイトルに「RARE!!」とあるくらいですからピンポイントで珍しいのでしょうが、フツーにアメリカの鉄ヲタの居る事居る事w このあたりの事情は日本国内と何ら変わらないようです(爆

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by odoriba96 | 2018-04-10 18:10 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2018年 04月 06日

最近のアメリカ型

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結論から言いますと、前回のPA-1分類記事で満足してしまいました(爆
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アメロコDLは実際のケースとして単機牽引よりも重連以上がサマになるというか傾向として強いので、その両数分が動力車になるという、鉄模ユーザ的にはアタマの痛い現実もあります。余談ながら30年前のカトー製アメロコDLには、「未塗装完成品」ながら動力車とトレーラーが選択肢として存在したようです(ソース:カタログ)。

それはそれとして、此度のAT&SF仕様のPA-1およびPB-1(運転室無しのブースター)ですが、仕上がりは安定的で額面相応といったところ。実車の軸配置はA1A-A1Aで4軸駆動ですが、モデルではトラクションタイヤ無しながら6軸全軸駆動なので牽引力はそこそこありそうです。
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アメリカ先住民・インディアンの羽根飾り=「ウォーボンネット」をモチーフとしたこの印象的なカラーリングは、アメリカの鉄道黄金期の象徴の一つと言えるのではないでしょうか。AT&SFのウォーボンネットカラーはAmtrak発足後一度お蔵入りするも、1989年に復活しボックスキャブの貨物機にも施されるようになり、且つAT&SFがBN(バーリントン・ノーザン鉄道)と合併しBNSFとなって以後も、BNSFのロゴをペイントしウォーボンネットを保持している個体もあるそうです。
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要はこういうことです(謎
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とりあえずPA-1、PB-1での三重連、トラクションタイヤ無しが前提とはいえスムースに走行。フライホイールもトミックスほどではないですが「なんとなく」滑らかさを与えてくれています。
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このとき修理依頼したP42 ♯160が戻ってきました。依頼時には「直らない可能性云々」で不安でしたが、こうして完治してくれて何よりです。しかし、そもそもが自身のイージーミスなので猛烈に反省しなければならないというか・・・。これで漸くSuperlinerはフル編成が楽しめます。

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by odoriba96 | 2018-04-06 18:07 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2018年 03月 27日

Alco PA-1入線!

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本日2件目です。→1件目「ダイ改での湾岸小ネタ」はこちら

表題の通りですが、画像の如くKATOのPA-1(AT&SF)が入線しました。思えばKATO CORRUGATED PASSENGERCAR SET(AT&SF)が引き金であったものの、PA-1自体はかねてより「いつかは」と欲していたモデルです。最近ですと今年1月にD&RGW(デンバー&リオグランデ・ウェスタン鉄道)仕様のPA-1が再生産され丼門にも入荷しましたが、となると「カリフォルニア・ゼファー」セットも揃えないと格好がつかないわけで・・・と、躊躇していたのです。

アメリカ型の旧いDLというと、あのドッグノーズが愛嬌なEMD社のFシリーズやEシリーズのイメージが強くなりがちかもですが、シェアを競ったというAlco社のPAシリーズ、FAシリーズ(貨物用で軸配置B-B)の直線的なボンネットスタイルもまた、独特の重厚感を湛えていて好対照です。そんなPA-1モデル入線の前座記事として、これまでに世に出たKATO製のバリエーションをweb上から抽出し、纏めてみました(左から、品番、ロードネーム、ロードナンバー、セット内容です)。

・1990年代(1998年頃?)のロット
106-0501  AT&SF  ♯51L ♯51A   PA-PB
106-0502  AT&SF  ♯53L ♯53A   PA-PB
106-0601  EL  ♯855 ♯861   PA-PA
106-0701  NYC  ♯4201 ♯4301   PA-PB
106-0702  NYC  ♯4202 ♯4302   PA-PB
106-0703  PRR  ♯5752 ♯5750B   PA-PB
106-0704  PRR  ♯5762 ♯5752B   PA-PB
106-0801  SP  ♯6006 ♯5911   PA-PB
106-0802  SP  ♯6005 ♯5912   PA-PB
176-4103  SP  ♯6008   PA
106-0803  UP  ♯602 ♯604B   PA-PB
176-4106  UP  ♯605   PA
106-0901  WAB  ♯1020 ♯1021-A   PA-PA
176-4109  WAB  ♯1053   PA


・2004年ロット(※DCCフレンドリー)
106-0503  D&RGW  ♯6001 ♯6002   PA-PB
176-4101  D&RGW  ♯6003   PA
106-0504  AT&SF  ♯52L ♯52A   PA-PB
176-4102  AT&SF  ♯54L   PA
106-0505  D&H  ♯19 ♯16   PA-PA


・2008年ロット(※ナンバーボード別体化)
176-4104  SP  ♯6055   PA
176-4105  SP  ♯6056   PA
176-4111  SP  ♯5922   PB
176-4112  SP  ♯5924   PB


・2010年ロット(※2018年1月にも再生産)
176-4107  D&RGW  ♯6011   PA ※Four stripe
176-4108  D&RGW  ♯6013   PA ※Four stripe 
176-4113  D&RGW (No number)  PB ※Four stripe


上記、それなりに正確性を期せたと思いますが、ロットの時期に誤りがあるやも知れませんし、このほかにバリエーションが存在する可能性もあります。但し、KATOが1960~70年代にコンコーブランドで製造したOEMモデルについては触れていませんので悪しからず(そこまで追えないw)。

今回入線したのは品番で言うと、2004年ロットの106-0504と176-4102で、某店からの新品でお輿入れです。同ロットで他の2ロードネームは見ないのに、何故一番スタンダード?なAT&SFが売れ残っているか・・・。因みにD&HはPA-1のアメリカ国内最後の活躍場所であったようで、PA-1自体もAT&SFからの中古入線だったとか(塗り分けが同じなのはそのせい?)。モデルについては後日触れます。

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by odoriba96 | 2018-03-27 19:29 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 03月 19日

KATO CORRUGATED PASSENGERCAR SET(AT&SF)

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先日某所で求めたKATOの「CORRUGATED PASSENGERCAR SET」、訳せば波板外板の客車という事ですが、ステンレスカーと称さないのがニクいところ?「ステンレス=ステイン・レス」は錆びないという意味ですが、実際にはステンレスも錆びるわけであって、そこはやはり訴訟社会らしく「ウソは書けない」ゆえに波板と言う形状表現に留めたのでは・・・というのは穿ちすぎでしょうか。
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そんな前置きはさておき、私的なこれまでの外国型(というかアメリカ型)はAmtrak発足前後の時代に絞ってきたわけですが、遂にその例に当てはまらないモデルをせしめてしまったのです。KATO製品はプラレールを手にするよりも早くから触れていますが、それは国内型に限った事。外国型に関しては素人同然です。なので此度のモデルも「初見」であり、とはいえ「一期一会」の教え?を守りつつ冷静に判断してお迎えした次第です。
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パッケージの裏面、というか全てがオールイングリッシュで、国内一般流通品には無い「特別感」があります。それもNゲージ鉄道模型という完全嗜好品であるから何とかなるわけで、日用品でオールイングリッシュは私には無理です(爆
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「CORRUGATED PASSENGERCAR SET」とはある意味ザックリしたパッケージネームですが、要はスムースサイド客車セットの例と同じで、セット内容の車種を揃えロードネーム毎の色替えでバリエーションを展開したものです。但しそのセット内容も細かくA~Eで車種の布陣を違えていて、更には-1、-2のサフィックスも設けられています(恐らくロードナンバー違い?)。以下、一部和訳で転記します。

106-1501 カナディアン・パシフィック鉄道 Aセット
106-1601 カナディアン・パシフィック鉄道 B-1セット
106-1602 カナディアン・パシフィック鉄道 B-2セット
106-1502 アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道 Aセット  ※今回入手品
106-1603 アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道 B-1セット
106-1604 アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道 B-2セット ※今回入手品
106-1503 シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道 Aセット
106-1605 シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道 B-1セット
106-1606 シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道 B-2セット
106-1504 ペンシルバニア鉄道 Aセット
106-1701 ペンシルバニア鉄道 C-1セット
106-1702 ペンシルバニア鉄道 C-2セット
106-1505 サザン鉄道 Aセット
106-1703 サザン鉄道 C-1セット
106-1704 サザン鉄道 C-2セット
106-1801 ウォーバッシュ鉄道 D-1セット
106-1901 Slumbercoaches(寝台車)E-1セット (ノーザン・パシフィック鉄道(×2)、ミズーリ・パシフィック鉄道、ボルチモア&オハイオ鉄道)

以下、セット分類毎の車種内容です。
Aセット:
Railway Post Office(=RPO:郵便車)、Diner(食堂車)、Slumbercoache(寝台車)、Observation(眺望車)

Bセット:
Baggage(荷物車)、Coach(座席車)、Dome(ドーム座席車)、Sleeper(寝台車)

Cセット:
Baggage(荷物車)、Coach(座席車)、Coach(座席車)、Sleeper(寝台車)

Dセット:
Slumbercoaches(寝台車) ※同一車種4両セット
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各車を見てみます。先ずはAセットから。Railway Post Office(RPO)で郵便車です。見ての通り、屋上のベンチレータがユーザー付けです。これは他の車両でもそうで、アンテナ類や妻面のハンドブレーキ?、更にはRPOの郵袋授受器と思しきパーツもです。
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Diner(食堂車)です。
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このDiner、食堂部のレイアウトが風変りでこんなんです。2区画ずつ互い違いとしたテーブル、その対面にあるのはサービス用の区画でしょうか。何にせよ贅沢そうなニオイはプンプンします(何
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Slumbercoache(寝台車)です。Sleeperと何が違うのかと思うのは日本的感覚なのかもで、要は向こうでは寝台車の造りで呼称を変えているのではという事です。千鳥配置の側窓がファニーですが、以前に入線したペン・センの寝台車を何となく想起させます。しかしこちらは・・・
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両側面とも千鳥配置!
中はどうなっているのでしょう?
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なるほど、線路方向で重層にしているのですね。国内型ではこのレイアウトに相当する車両は存在しないはずです。枕木方向でしたら「ソロ、デュエット」の例がありますが・・・。
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Observationこと密閉式の眺望車です。この流線型、往年のトップモードでしょうか。眺望室は1人掛けソファが窓辺に沿って向かい合うサロン室、連結妻寄りはテーブルを備えた4人掛けシートで、ダイニングというか喫茶室的なものでしょうか。
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そして・・・光ります!
両側に飛び出した赤灯は尾灯、窓下はテールサイン、窓上部の縦置きは下の赤灯が確か後部警告灯で、上が推進時の前照灯?でしょうか。因みにこれらの灯具は、前進後進関係無く点きます(爆 以上がAセットの4両ですが、内、RPOとObservationはシルバー・ストリーク・ゼファーセットのものと同じ型だったりもします。
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続いてB(B-2)セット・・・Baggage(荷物車)です。
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Coach(座席車)です。BaggageとこのCoachの2両も、先に触れたシルバー・ストリーク・ゼファーセットに込まれているのと同じ型です。
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Domeです。如何にもアメリカ型の客車列車を象徴するような1両です。国内には無いコルゲートボディの客車列車にド派手な牽引機というのが私的に魅かれるポイントの一つで、よく「無塗装車両は面白みに欠ける」とも申しますが、それもその車両のキャラクターで変わってくるのではないでしょうか。
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ドーム部を含めてオール座席車ですが、ドーム下部の区分は業務用室か、はたまたクルー(乗務員)の寝台設備(これも俗に「Dorm」と称します。「ドミトリー」(Dormitory)の略称)でしょうか。
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Sleeper(寝台車)です。10室の中央通路式ルーメットと、6室のベッドルームを備えています。もうこの手の合造寝台車には慣れてきました(何
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以上が8両の布陣です。それではユーザー付けパーツを見てみます。まずはRPOの郵袋授受器と思しきパーツですが、その取付箇所は当然ながら開孔されています。
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授受器は両側面で線対称とする向きを違えたもの(パーツ1番、パーツ2番)、それと授受器でない単なる横棒とするもの(パーツ3番)と選択式になっています。
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私は深く考えず「パーツ1番」を装着しました(何
因みに国内でも明治期から昭和6年頃まで、長距離急行列車の郵便車で通過駅における走行授受を行っていたとの事ですが、地上側要員の生命に危険を伴うのと、郵便車内での作業が手間になる等の理由で廃止されています。
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Dinerです。円形のベンチレータは大2種あり、どちらも充てるのはDinerのみ、Baggage、RPO、Coach、Observationには大きいほうのみ充てます。画像に3基見えるアンテナ?パーツですが、これの取付にはコツがいります。

最近流通しているアメリカ型9ミリの客車モデルにおいて別付パーツというのは聞かない気がしますが、以前は本モデルのようにベンチレータレベルでユーザー任せだったのですね。それが「こんなものは完成品とはいえない」という訴訟社会ならではのクレームで方針転換したとか?
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Observationのラインアンテナも見ての通り。そういえば国内型でも御料新一号編成の供奉車のラインアンテナもユーザー付けでしたっけ。まあ何というか、どこまで迎合するかですよね、メーカーもユーザーも。KATOはそういう意味ではほどほどにバランスを取っていると思います。Tomixは・・・まあユーザーが幸せなら良いんじゃないでしょうか(何
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パーツ自体が軟プラなので、根元までキッチリ差し込んでもこんなものです。それよりも気を遣うのはパーツ自体はもとより車体側への破損等ですね。難しいなと感じたら熟考して再試行、焦りは禁物です。
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テールサインは行燈が選択式で、四角形の無表示は別として「THE Chief」と「Santa Fe」の2種です。AT&SFの看板列車である「Super Chief」はKATOでも特定列車シリーズで製品化されていますが、本セットは名も知れぬ?ユーザー任せのなんちゃってセットなので、ここは大人しく潰しが利きそうな「Santa Fe」を選択しました。フツーに交換も出来ますので・・・。
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そして点灯・・・おお!
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これは・・・良いものだ。
編成がこれ以上長くなるかどうかは何とも言えませんし、実車への忠実さが国内型と比してルーズなので、このままでも良いような気もします(爆 しかし、牽引機の仕様だけはやはりアレしかないでしょう、AT&SFの象徴「ウォーボンネット」! 入線の機会が待ち遠しいです。

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by odoriba96 | 2018-03-19 18:55 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 03月 02日

KATO AmfleetⅡ(PhaseⅢ)

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昨年秋に趣味検索で予約していたKATOのAmfleetⅡ客車(PhaseⅢ)が着荷しました。巷間ではF40PHの新ロードナンバーと共に昨日発売です。
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品番106-6291はCoach(座席車)の2両組で♯25023と♯25056です。後述しますが、Amfleet客車はノーマルのAmfleetⅠと今回の長距離用AmfleetⅡとで仕様を違えています。
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品番106-6292はLounge(♯28015)とBaggage(♯1221)の2両組です。
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手許のAmfleet客車はAmfleetⅠのフェーズⅠが既入線でして、早速比較してみます。上がAmfleetⅠのフェーズⅠ、そして下が今回のAmfleetⅡのフェーズⅢです。客扉の数と客扉窓の大きさ、更には側窓の大きさも異なっています。
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メトロライナーのそれを反映した卵型断面/ステンレスボディという未来的デザインのAmfleetは、1975年にバッド社の手で生まれました。側窓の小ささはデザインに合わせた面もありそうですが、1970年代に多発していた列車への投石犯罪対策と言う意味もあったそうです。

画像右が当初グループのAmfleetⅠで側窓のサイズが45.72×162.56cm(実車)、画像左が1981年から増備された長距離用のAmfleetⅡで側窓のサイズが55.88×162.56cm(実車)と、天地方向で10cmの寸法差を見せています。外見のみならずAmfleetⅠとAmfleetⅡとではシートピッチ等内装にも差異がありますが、とりわけAmfleetⅠは後天的改造により極めて複雑な仕様違いの変遷を辿っているそうです(車番を7回変えた個体もあるとか)。
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更には床下機器も微妙に違えています(上がAmfleetⅡで下がAmfleetⅠ)。メーカーというか、KATO USAの拘りなのでしょうか。尤も国内型でも、近年は床板も造り分けるのがスタンダード化していますが・・・。
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AmfleetⅠのカフェ(奥)と、今回のAmfleetⅡのラウンジ(手前)を比較してみます。基本的な相違点を別とすればパッと見は似た車両ですが・・・
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インテリアに拘りが溢れています!上がAmfleetⅠのカフェで♯20041。一般的なカフェは中央部にスナックバーを有すほかはCoach、即ち普通座席を配しているのだそうですが、KATOのこれは向かって左が1+2のクラブ席(上級席)、向かって右はボックスブース席を配した「クラブダイネット」仕様のようです。

翻って下は今回のAmfleetⅡのラウンジで♯28015、中央部にスナックバーを配すのは同様ながら、向かって左はボックスブース席、向かって右は気ままな配列?のラウンジ席を有したフルラウンジカーのようです。車体を被せて走らせてしまえば殆ど判らず、あまつさえ小さい側窓ともなればインテリアの造り分けの意味するところは何か、それは「拘り」の一点に他ならないのでしょう。
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床板もCoachとは完全な別物を起こしています。上がAmfleetⅡで下がAmfleetⅠ。供食設備の関係からか発電機系の機器が多いように見受けられます。
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いつか広い所で走らせたいですね(卓上では客車2両が収まりませんでした・・・)。

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by odoriba96 | 2018-03-02 13:01 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)