赤い電車は臼い線

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カテゴリ:9ミリ(外国型)( 19 )


2018年 04月 10日

KATO C44-9W BNSF(Warbonnet)♯722

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相も変わらずの外国型(というかアメリカ型)ネタですが、前回何となく触れたC44-9Wの詳細です。実車はGE製で1993年にデビューした「Dash9(ダッシュ・ナイン)」と称されるグループで、KATOでは画像の通りのNゲージのみならずHOスケールでもモデル化されています。
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AT&SF時代の1989年に復活したWarbonnet(ウォーボンネット)のカラーはBNSFとなって以後も継承されていて、モデルがそれを顕しています。画像の♯722の実車は、リビルドにより直流モーターを交流モーターへ置換、軸配置をC-CからA1A-A1Aへとチェンジする等のメカ的な更新が施され、形式もBNSF独自のAC44C4Mへと変わっているそうです(ソース:英語版wiki)。
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軸配置がC-CからA1A-A1Aでも見た目は殆ど変っていないでしょうし、要は交流モーターとすることによって動軸が減らせたという事なのでしょうか。それはさておき、外観的には手持ちで初の貨物機という事で色々見てみます。後部は細面の風貌で、黄色い手摺が目立ちます。MUホースは別体ですが装着済みで、ユーザー付けパーツはオプションのトリップピンのみです。
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前面です。
ナンバーボードは小さいですがちゃんと別パーツで再現され仕上がりもシャープ。ボンネットの「BNSF」ロゴの印刷も綺麗です。
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前面MUホースはスノープロウに一体成型であるも、立体的に仕上がっていてプロウを外してみるまで一体成型とは思いませんでした。カプラーは前後ともロングシャンクのナックルカプラーが装着済みです。
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お約束の試走ですが、後部ライトもやはり点灯(爆
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前面はデッキ上のディッチライトも点灯、そして窓上のナンバーボードも点灯と盛りだくさんです。

さて、ここに来て今更ですが、私がアメリカ型を嗜好するにあたって無意識のうちに設けていた分別として「客車列車に限る」というのが何となくあり、実際振り返ってみますとその通りなわけです。貨物機が嫌いとかいうことは決して無いのですが、やはりそれらしく仕立てるとなると、後ろに連なるダブルスタックのコンテナ車を数百両揃えねばならないという修行が控えざるを得ないのです(何


そんな気狂い滋味た「マイルトレイン」と称されるアメリカの貨物列車の動画。とはいえども、これほど鉄道にとっての「最大のアドバンテージ」を具現化している好例も無いでしょう。一度に大量の荷物を高速輸送できる手段は、鉄道をおいて他に存在しないからです。

それもさておき本題に戻りますと、要はAmtrakの旅客列車である「Coast Starlight」の牽引に、このBNSFの貨物機が充当されるケースがあるそうなのです(所定はP42の重連、例外的にP32やF59PHIが組まれるケースもあるがいずれも旅客機)。「Coast Starlight」はPacific ocean(太平洋)を望む西海岸をトレスし、シアトル~サンフランシスコ(エメリービル/オークランド)~ロスを所要約35時間で結び、使用車両は大陸横断列車と同じくのSuperliner客車ながら、寝台客のみが利用できるラウンジカーを連結する等一味違った組成が特徴です。


この「Coast Starlight」、他にも大陸横断列車では見られない「Street running」と称される併用軌道走行をぶちかましてくれたりもします。スポットはサンフランシスコ対岸のオークランドで、動画は時間帯からして南行きの11列車でしょう。重連のDLに牽かれたダブルデッカーの夜行客車列車が併用軌道を駆け抜ける、それはあたかもフリーダムな模型の世界だけかと思いきや、現実なのです。


肝心の貨物機の充当ですが、上の動画がそれです。オレゴン州の小さな駅を通過する南行き11列車「Coast Starlight」、P42を従えて前部を固めるのは、例のDash9のBNSF ♯4611、カラーはBNSFにおいて「Heritage(ヘリテージ)Ⅱ」と称されるパターンです。


そして本命動画がこれ!
Warbonnetの♯782(現在はやはり前述のAC44C4M化)を先頭に南行き11列車が一路ロスへ!赤と青のコントラストが鮮烈で激マブな重連です。このBNSF貨物機の充当理由ですが、「Coast Starlight」がシアトル~ポートランド間でBNSFの線路を使用するのと関係がありそうにも思えますが、実際には機関車不具合とか運用の都合上のやり繰りによるものかも知れません。


というのも、上動画のケースがあるからです。こちらは「Coast Starlight」ではなくシカゴ~ロスを結ぶ大陸横断列車の一つである「Southwest Chief」。所定のP42重連の先頭に立ち三重連を形成しているのはBNSFのDash9 ♯5483!動画タイトルから察するに救援措置によるものでしょう。ああ、こうなってくるとBNSFのヘリテージⅡも欲しいなぁ・・・。

見ての通り、ヘリテージⅡのボンネットにはAT&SFの意匠を汲んだイエローボンネットがペイントされています。車体本体は本体で、BNの前身の一つであるGNのカラーであったオレンジとプルマングリーンを纏うという、ミックスな出で立ちとなっています。


もうここまで来たらついでにw
やはり「Southwest Chief」で、スポットはロスまで百数十キロに位置するカリフォルニア州のSan Bernardino駅。P42重連の先頭に立つのはサラブレッドのロゴがカッコイイNS(ノーフォーク・サザン鉄道)の貨物機、Dash9の後継機であるGE・エボリューションシリーズのES40DC ♯7564です。動画タイトルに「RARE!!」とあるくらいですからピンポイントで珍しいのでしょうが、フツーにアメリカの鉄ヲタの居る事居る事w このあたりの事情は日本国内と何ら変わらないようです(爆

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by odoriba96 | 2018-04-10 18:10 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2018年 04月 06日

最近のアメリカ型

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結論から言いますと、前回のPA-1分類記事で満足してしまいました(爆
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アメロコDLは実際のケースとして単機牽引よりも重連以上がサマになるというか傾向として強いので、その両数分が動力車になるという、鉄模ユーザ的にはアタマの痛い現実もあります。余談ながら30年前のカトー製アメロコDLには、「未塗装完成品」ながら動力車とトレーラーが選択肢として存在したようです(ソース:カタログ)。

それはそれとして、此度のAT&SF仕様のPA-1およびPB-1(運転室無しのブースター)ですが、仕上がりは安定的で額面相応といったところ。実車の軸配置はA1A-A1Aで4軸駆動ですが、モデルではトラクションタイヤ無しながら6軸全軸駆動なので牽引力はそこそこありそうです。
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アメリカ先住民・インディアンの羽根飾り=「ウォーボンネット」をモチーフとしたこの印象的なカラーリングは、アメリカの鉄道黄金期の象徴の一つと言えるのではないでしょうか。AT&SFのウォーボンネットカラーはAmtrak発足後一度お蔵入りするも、1989年に復活しボックスキャブの貨物機にも施されるようになり、且つAT&SFがBN(バーリントン・ノーザン鉄道)と合併しBNSFとなって以後も、BNSFのロゴをペイントしウォーボンネットを保持している個体もあるそうです。
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要はこういうことです(謎
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とりあえずPA-1、PB-1での三重連、トラクションタイヤ無しが前提とはいえスムースに走行。フライホイールもトミックスほどではないですが「なんとなく」滑らかさを与えてくれています。
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このとき修理依頼したP42 ♯160が戻ってきました。依頼時には「直らない可能性云々」で不安でしたが、こうして完治してくれて何よりです。しかし、そもそもが自身のイージーミスなので猛烈に反省しなければならないというか・・・。これで漸くSuperlinerはフル編成が楽しめます。

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by odoriba96 | 2018-04-06 18:07 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2018年 03月 27日

Alco PA-1入線!

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本日2件目です。→1件目「ダイ改での湾岸小ネタ」はこちら

表題の通りですが、画像の如くKATOのPA-1(AT&SF)が入線しました。思えばKATO CORRUGATED PASSENGERCAR SET(AT&SF)が引き金であったものの、PA-1自体はかねてより「いつかは」と欲していたモデルです。最近ですと今年1月にD&RGW(デンバー&リオグランデ・ウェスタン鉄道)仕様のPA-1が再生産され丼門にも入荷しましたが、となると「カリフォルニア・ゼファー」セットも揃えないと格好がつかないわけで・・・と、躊躇していたのです。

アメリカ型の旧いDLというと、あのドッグノーズが愛嬌なEMD社のFシリーズやEシリーズのイメージが強くなりがちかもですが、シェアを競ったというAlco社のPAシリーズ、FAシリーズ(貨物用で軸配置B-B)の直線的なボンネットスタイルもまた、独特の重厚感を湛えていて好対照です。そんなPA-1モデル入線の前座記事として、これまでに世に出たKATO製のバリエーションをweb上から抽出し、纏めてみました(左から、品番、ロードネーム、ロードナンバー、セット内容です)。

・1990年代(1998年頃?)のロット
106-0501  AT&SF  ♯51L ♯51A   PA-PB
106-0502  AT&SF  ♯53L ♯53A   PA-PB
106-0601  EL  ♯855 ♯861   PA-PA
106-0701  NYC  ♯4201 ♯4301   PA-PB
106-0702  NYC  ♯4202 ♯4302   PA-PB
106-0703  PRR  ♯5752 ♯5750B   PA-PB
106-0704  PRR  ♯5762 ♯5752B   PA-PB
106-0801  SP  ♯6006 ♯5911   PA-PB
106-0802  SP  ♯6005 ♯5912   PA-PB
176-4103  SP  ♯6008   PA
106-0803  UP  ♯602 ♯604B   PA-PB
176-4106  UP  ♯605   PA
106-0901  WAB  ♯1020 ♯1021-A   PA-PA
176-4109  WAB  ♯1053   PA


・2004年ロット(※DCCフレンドリー)
106-0503  D&RGW  ♯6001 ♯6002   PA-PB
176-4101  D&RGW  ♯6003   PA
106-0504  AT&SF  ♯52L ♯52A   PA-PB
176-4102  AT&SF  ♯54L   PA
106-0505  D&H  ♯19 ♯16   PA-PA


・2008年ロット(※ナンバーボード別体化)
176-4104  SP  ♯6055   PA
176-4105  SP  ♯6056   PA
176-4111  SP  ♯5922   PB
176-4112  SP  ♯5924   PB


・2010年ロット(※2018年1月にも再生産)
176-4107  D&RGW  ♯6011   PA ※Four stripe
176-4108  D&RGW  ♯6013   PA ※Four stripe 
176-4113  D&RGW (No number)  PB ※Four stripe


上記、それなりに正確性を期せたと思いますが、ロットの時期に誤りがあるやも知れませんし、このほかにバリエーションが存在する可能性もあります。但し、KATOが1960~70年代にコンコーブランドで製造したOEMモデルについては触れていませんので悪しからず(そこまで追えないw)。

今回入線したのは品番で言うと、2004年ロットの106-0504と176-4102で、某店からの新品でお輿入れです。同ロットで他の2ロードネームは見ないのに、何故一番スタンダード?なAT&SFが売れ残っているか・・・。因みにD&HはPA-1のアメリカ国内最後の活躍場所であったようで、PA-1自体もAT&SFからの中古入線だったとか(塗り分けが同じなのはそのせい?)。モデルについては後日触れます。

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by odoriba96 | 2018-03-27 19:29 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 03月 19日

KATO CORRUGATED PASSENGERCAR SET(AT&SF)

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先日某所で求めたKATOの「CORRUGATED PASSENGERCAR SET」、訳せば波板外板の客車という事ですが、ステンレスカーと称さないのがニクいところ?「ステンレス=ステイン・レス」は錆びないという意味ですが、実際にはステンレスも錆びるわけであって、そこはやはり訴訟社会らしく「ウソは書けない」ゆえに波板と言う形状表現に留めたのでは・・・というのは穿ちすぎでしょうか。
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そんな前置きはさておき、私的なこれまでの外国型(というかアメリカ型)はAmtrak発足前後の時代に絞ってきたわけですが、遂にその例に当てはまらないモデルをせしめてしまったのです。KATO製品はプラレールを手にするよりも早くから触れていますが、それは国内型に限った事。外国型に関しては素人同然です。なので此度のモデルも「初見」であり、とはいえ「一期一会」の教え?を守りつつ冷静に判断してお迎えした次第です。
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パッケージの裏面、というか全てがオールイングリッシュで、国内一般流通品には無い「特別感」があります。それもNゲージ鉄道模型という完全嗜好品であるから何とかなるわけで、日用品でオールイングリッシュは私には無理です(爆
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「CORRUGATED PASSENGERCAR SET」とはある意味ザックリしたパッケージネームですが、要はスムースサイド客車セットの例と同じで、セット内容の車種を揃えロードネーム毎の色替えでバリエーションを展開したものです。但しそのセット内容も細かくA~Eで車種の布陣を違えていて、更には-1、-2のサフィックスも設けられています(恐らくロードナンバー違い?)。以下、一部和訳で転記します。

106-1501 カナディアン・パシフィック鉄道 Aセット
106-1601 カナディアン・パシフィック鉄道 B-1セット
106-1602 カナディアン・パシフィック鉄道 B-2セット
106-1502 アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道 Aセット  ※今回入手品
106-1603 アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道 B-1セット
106-1604 アッチソン・トピカ&サンタフェ鉄道 B-2セット ※今回入手品
106-1503 シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道 Aセット
106-1605 シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道 B-1セット
106-1606 シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道 B-2セット
106-1504 ペンシルバニア鉄道 Aセット
106-1701 ペンシルバニア鉄道 C-1セット
106-1702 ペンシルバニア鉄道 C-2セット
106-1505 サザン鉄道 Aセット
106-1703 サザン鉄道 C-1セット
106-1704 サザン鉄道 C-2セット
106-1801 ウォーバッシュ鉄道 D-1セット
106-1901 Slumbercoaches(寝台車)E-1セット (ノーザン・パシフィック鉄道(×2)、ミズーリ・パシフィック鉄道、ボルチモア&オハイオ鉄道)

以下、セット分類毎の車種内容です。
Aセット:
Railway Post Office(=RPO:郵便車)、Diner(食堂車)、Slumbercoache(寝台車)、Observation(眺望車)

Bセット:
Baggage(荷物車)、Coach(座席車)、Dome(ドーム座席車)、Sleeper(寝台車)

Cセット:
Baggage(荷物車)、Coach(座席車)、Coach(座席車)、Sleeper(寝台車)

Dセット:
Slumbercoaches(寝台車) ※同一車種4両セット
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各車を見てみます。先ずはAセットから。Railway Post Office(RPO)で郵便車です。見ての通り、屋上のベンチレータがユーザー付けです。これは他の車両でもそうで、アンテナ類や妻面のハンドブレーキ?、更にはRPOの郵袋授受器と思しきパーツもです。
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Diner(食堂車)です。
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このDiner、食堂部のレイアウトが風変りでこんなんです。2区画ずつ互い違いとしたテーブル、その対面にあるのはサービス用の区画でしょうか。何にせよ贅沢そうなニオイはプンプンします(何
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Slumbercoache(寝台車)です。Sleeperと何が違うのかと思うのは日本的感覚なのかもで、要は向こうでは寝台車の造りで呼称を変えているのではという事です。千鳥配置の側窓がファニーですが、以前に入線したペン・センの寝台車を何となく想起させます。しかしこちらは・・・
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両側面とも千鳥配置!
中はどうなっているのでしょう?
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なるほど、線路方向で重層にしているのですね。国内型ではこのレイアウトに相当する車両は存在しないはずです。枕木方向でしたら「ソロ、デュエット」の例がありますが・・・。
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Observationこと密閉式の眺望車です。この流線型、往年のトップモードでしょうか。眺望室は1人掛けソファが窓辺に沿って向かい合うサロン室、連結妻寄りはテーブルを備えた4人掛けシートで、ダイニングというか喫茶室的なものでしょうか。
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そして・・・光ります!
両側に飛び出した赤灯は尾灯、窓下はテールサイン、窓上部の縦置きは下の赤灯が確か後部警告灯で、上が推進時の前照灯?でしょうか。因みにこれらの灯具は、前進後進関係無く点きます(爆 以上がAセットの4両ですが、内、RPOとObservationはシルバー・ストリーク・ゼファーセットのものと同じ型だったりもします。
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続いてB(B-2)セット・・・Baggage(荷物車)です。
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Coach(座席車)です。BaggageとこのCoachの2両も、先に触れたシルバー・ストリーク・ゼファーセットに込まれているのと同じ型です。
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Domeです。如何にもアメリカ型の客車列車を象徴するような1両です。国内には無いコルゲートボディの客車列車にド派手な牽引機というのが私的に魅かれるポイントの一つで、よく「無塗装車両は面白みに欠ける」とも申しますが、それもその車両のキャラクターで変わってくるのではないでしょうか。
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ドーム部を含めてオール座席車ですが、ドーム下部の区分は業務用室か、はたまたクルー(乗務員)の寝台設備(これも俗に「Dorm」と称します。「ドミトリー」(Dormitory)の略称)でしょうか。
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Sleeper(寝台車)です。10室の中央通路式ルーメットと、6室のベッドルームを備えています。もうこの手の合造寝台車には慣れてきました(何
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以上が8両の布陣です。それではユーザー付けパーツを見てみます。まずはRPOの郵袋授受器と思しきパーツですが、その取付箇所は当然ながら開孔されています。
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授受器は両側面で線対称とする向きを違えたもの(パーツ1番、パーツ2番)、それと授受器でない単なる横棒とするもの(パーツ3番)と選択式になっています。
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私は深く考えず「パーツ1番」を装着しました(何
因みに国内でも明治期から昭和6年頃まで、長距離急行列車の郵便車で通過駅における走行授受を行っていたとの事ですが、地上側要員の生命に危険を伴うのと、郵便車内での作業が手間になる等の理由で廃止されています。
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Dinerです。円形のベンチレータは大2種あり、どちらも充てるのはDinerのみ、Baggage、RPO、Coach、Observationには大きいほうのみ充てます。画像に3基見えるアンテナ?パーツですが、これの取付にはコツがいります。

最近流通しているアメリカ型9ミリの客車モデルにおいて別付パーツというのは聞かない気がしますが、以前は本モデルのようにベンチレータレベルでユーザー任せだったのですね。それが「こんなものは完成品とはいえない」という訴訟社会ならではのクレームで方針転換したとか?
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Observationのラインアンテナも見ての通り。そういえば国内型でも御料新一号編成の供奉車のラインアンテナもユーザー付けでしたっけ。まあ何というか、どこまで迎合するかですよね、メーカーもユーザーも。KATOはそういう意味ではほどほどにバランスを取っていると思います。Tomixは・・・まあユーザーが幸せなら良いんじゃないでしょうか(何
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パーツ自体が軟プラなので、根元までキッチリ差し込んでもこんなものです。それよりも気を遣うのはパーツ自体はもとより車体側への破損等ですね。難しいなと感じたら熟考して再試行、焦りは禁物です。
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テールサインは行燈が選択式で、四角形の無表示は別として「THE Chief」と「Santa Fe」の2種です。AT&SFの看板列車である「Super Chief」はKATOでも特定列車シリーズで製品化されていますが、本セットは名も知れぬ?ユーザー任せのなんちゃってセットなので、ここは大人しく潰しが利きそうな「Santa Fe」を選択しました。フツーに交換も出来ますので・・・。
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そして点灯・・・おお!
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これは・・・良いものだ。
編成がこれ以上長くなるかどうかは何とも言えませんし、実車への忠実さが国内型と比してルーズなので、このままでも良いような気もします(爆 しかし、牽引機の仕様だけはやはりアレしかないでしょう、AT&SFの象徴「ウォーボンネット」! 入線の機会が待ち遠しいです。

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by odoriba96 | 2018-03-19 18:55 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2018年 03月 02日

KATO AmfleetⅡ(PhaseⅢ)

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昨年秋に趣味検索で予約していたKATOのAmfleetⅡ客車(PhaseⅢ)が着荷しました。巷間ではF40PHの新ロードナンバーと共に昨日発売です。
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品番106-6291はCoach(座席車)の2両組で♯25023と♯25056です。後述しますが、Amfleet客車はノーマルのAmfleetⅠと今回の長距離用AmfleetⅡとで仕様を違えています。
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品番106-6292はLounge(♯28015)とBaggage(♯1221)の2両組です。
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手許のAmfleet客車はAmfleetⅠのフェーズⅠが既入線でして、早速比較してみます。上がAmfleetⅠのフェーズⅠ、そして下が今回のAmfleetⅡのフェーズⅢです。客扉の数と客扉窓の大きさ、更には側窓の大きさも異なっています。
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メトロライナーのそれを反映した卵型断面/ステンレスボディという未来的デザインのAmfleetは、1975年にバッド社の手で生まれました。側窓の小ささはデザインに合わせた面もありそうですが、1970年代に多発していた列車への投石犯罪対策と言う意味もあったそうです。

画像右が当初グループのAmfleetⅠで側窓のサイズが45.72×162.56cm(実車)、画像左が1981年から増備された長距離用のAmfleetⅡで側窓のサイズが55.88×162.56cm(実車)と、天地方向で10cmの寸法差を見せています。外見のみならずAmfleetⅠとAmfleetⅡとではシートピッチ等内装にも差異がありますが、とりわけAmfleetⅠは後天的改造により極めて複雑な仕様違いの変遷を辿っているそうです(車番を7回変えた個体もあるとか)。
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更には床下機器も微妙に違えています(上がAmfleetⅡで下がAmfleetⅠ)。メーカーというか、KATO USAの拘りなのでしょうか。尤も国内型でも、近年は床板も造り分けるのがスタンダード化していますが・・・。
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AmfleetⅠのカフェ(奥)と、今回のAmfleetⅡのラウンジ(手前)を比較してみます。基本的な相違点を別とすればパッと見は似た車両ですが・・・
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インテリアに拘りが溢れています!上がAmfleetⅠのカフェで♯20041。一般的なカフェは中央部にスナックバーを有すほかはCoach、即ち普通座席を配しているのだそうですが、KATOのこれは向かって左が1+2のクラブ席(上級席)、向かって右はボックスブース席を配した「クラブダイネット」仕様のようです。

翻って下は今回のAmfleetⅡのラウンジで♯28015、中央部にスナックバーを配すのは同様ながら、向かって左はボックスブース席、向かって右は気ままな配列?のラウンジ席を有したフルラウンジカーのようです。車体を被せて走らせてしまえば殆ど判らず、あまつさえ小さい側窓ともなればインテリアの造り分けの意味するところは何か、それは「拘り」の一点に他ならないのでしょう。
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床板もCoachとは完全な別物を起こしています。上がAmfleetⅡで下がAmfleetⅠ。供食設備の関係からか発電機系の機器が多いように見受けられます。
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いつか広い所で走らせたいですね(卓上では客車2両が収まりませんでした・・・)。

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by odoriba96 | 2018-03-02 13:01 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2018年 02月 27日

KATO F40PH ♯334

2月の記事数が3件と過去最低になりそうです(←訂正します・・・4件でしたのでタイ記録、本記事で5件なので問題ありません(何)。ブログネタのために何かをする、或いは継続するというのも違和感があるため、ネタになり得る(かどうかも怪しいですが)件のみをupした結果ですからある意味必然でしょう。以下は銀座線1000系特別仕様で出向いた総本山参詣でお布施したカトーのF40PHのその後です。
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実車のEMD社製F40PHは1975~1992年にかけて展開され、Amtrakでは制御機能のみを有したNPCUとなった個体以外が2000年頃に引退するまで、イメージリーダー的存在の機関車であったと言われています。
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Amtrak出自のF40PHの保存機は3両あり、他にNPCUとなった♯406がHEP(補助(サービス)電源供給機)を再搭載し、2011年のAmtrak40周年イベント列車用に改装され、ロードナンバーもNPCUの90000番台とならず♯406を保持し、往年の姿を動態で伝えているようです。
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カトー製のP42DCと並べてみます。21M級のP42DCと17M級のF40PHは、その全長もさながら造形の差も興味深いですね。どちらもフェーズⅢを纏っていますが、そのイメージとして定着しているのはやはりF40PHでしょう。

カトーによるF40PHのAmtrakモデルは、以下のバリエーションが展開されています(KATO USAサイトほか参照)。F40PHに限らず同一ロードナンバーでの再生産は原則無いので、どれも一度きりの生産という事になります。

・176-6102 ♯376 フェーズⅢ  ※2010年発売
・176-6103 ♯379 フェーズⅢ  ※2010年発売
・176-6104 ♯346 フェーズⅢ  ※2010年発売
・176-6105 ♯330 フェーズⅢ  ※2018年3月発売予定
・176-6106 ♯374 フェーズⅢ  ※2018年3月発売予定
・176-6107 ♯381 フェーズⅢ  ※2018年3月発売予定
・176-9006 ♯334 フェーズⅢ 後期型  ※2012年発売
・176-9007 ♯396 フェーズⅢ 後期型  ※2012年発売

※DCC仕様は除く

こうして見るとフェーズⅢしか出ていないよいうですが、実車にはフェーズⅡもフェーズⅣも存在したので、今後ラインナップされるのか気になるところです。
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P42DCとの世代交代の最中にはこのような重連も存在したようで、模型的にも両車ともトラクションタイヤを履いていないのでとりあえずシンクロします。これに関わる被牽引車は、既にAmfleetのフェーズⅢを趣味検索で予約済み、F40PHの新ロードナンバーと共に3月1日発売予定です。

外国型(というかアメリカ型)は新製品のリリース数も頻度も遅いというか、むしろ昔の日本型がこんなもんじゃなかったか?というペースで、あまつさえ私の場合は客車列車に対象を絞っているので無理なく?蒐集できる面があります。「カリフォルニア・ゼファー」フルwithD&RGWのPA-1・PB-1の三重連とか欲しい気もしますが、あのデカイ紙箱に引いてしまうのですよ(何

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by odoriba96 | 2018-02-27 20:10 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2017年 12月 05日

今年最後の総本山参詣

表題の通り、10月以来となる新宿区西落合の総本山参詣に出向いてきました。その主たる用件は先日の記事の通り、SuperlinerⅠ PhaseⅣbの帯印刷ズレについて対応してもらうためです。今年三度目にして恐らく最後となるであろう総本山参詣ですが、前回、前々回が池袋からのバス往復であったのに対し、今回は大江戸線でのアプローチとしたことです。
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何が何だって、新宿駅は私の苦手なターミナルの一つ。天井の低い地下通路、溢れる人並み、不規則な動線、判り辛い乗り換え案内等々と私的な印象で良いものはありません。そんなわけで今回も「大江戸線」の乗り換え案内に誘導されたらこんなところに出るしw 甲州街道か?
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甲州街道上にはバスが連なっています。この手のバスは第二の地元と言っても過言ではないマイアミ(Miami=通称:舞浜)界隈で連日掃いて捨てるほど目にしているので有難味も物珍しさも無いですが、そういえばこの近所にバスタ新宿なるBTがオープンしているはずです。
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手前の小諸・高峰高原行のバスには「リゾートビューふるさと」のラッピングが・・・。
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振り返ればそこがバスタ新宿でしたw 以前、私が新宿界隈から高速バスに乗車した際は、陸橋傍らの手狭なターミナルでした。それ以後の代々木側の仮設ターミナルは利用した事があったかどうか・・・覚えていません。
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それは兎も角、避けていた大江戸線アクセスとしたのは沈みきっていた気持ちが少しではありますが上向いてきたからです。そうして辿り着いた落合南長崎駅からの参道の先には・・・見えてきました、総本山ことホビーセンターカトー東京です。

メインの用件であるSuperlinerⅠ FaseⅣbの帯印刷ズレですが、数日前の電話連絡時に修理窓口で受ける旨案内されていたので2階へ・・・。初期不良なので、web通販における納品書を添えて依頼、ボディ交換のうえ後日自宅へ送ってもらう事となりました。なるべく早く(交換を)済ませると言ってくれたので、年内に戻ってくるかどうかでしょうね。
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その後はお約束の目からうろこ× 口からよだれ〇 的な販売コーナーの見学です(店内撮影OKの旨明示されています)。アメリカ型Nのコーナーですが、前回参詣時から1ヶ月程度しかスパンが無いのに、陳列がかなり入れ替わっていました。画像のPhaseⅢあたりのグループは通路を挟んだ反対側のウインドウに収まっていたはずです。
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この1ヶ月の間、そういえばミルウォーキー鉄道のオリンピアン・ハイアワッサや件のSuperlinerⅠがリリースされていますから、整理も兼ねて入れ替えられたのでしょう。
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画像最下段に並ぶキューポラカブースも、以前は通路を挟んだウインドウの上段に陳列してありましたっけ。やむを得ない事ですが、F3あたりの機関車もBユニットだけが売れ残っていたりしてどうにもならない感じです。そういう点では「ろっ◎う」のような強制セット売りは店にとっても客にとっても悪くは無いのかもです。
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前回参詣時に入手したペンセンのCoachセット、在庫ではなく陳列の現品だったので私で遂に枯渇したかと思いきや、復活しています(爆 しかし、このセットだけではやはり物足りない感じですね。
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オリンピアン・ハイアワッサのスカイトップラウンジは相当のインパクトがあり、私的にはナウシカのオームを連想w カラーリングが暖色系×暖色系なので好みじゃないな・・・とか思いつつも、現物を見ると唸るというか欲しくなります(汗
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店内の1階レイアウトの路面区間に、牽引機のFP7+F7B+FP7とともに編成で陳列されています。客車自体は9連でそこそこですが、1両あたりの全長があるので結構長く感じます。これでも1/160なんですよね(日本型は基本1/150)。
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あまり長々と眺めていると物欲メーターの針が振り切れそうで、危険を感じたので2階の体験運転コーナーに逃げますw というか、前回参詣時に頂戴した25分の体験運転券をここで消費するわけです。25分ですからホントあっという間ですね。先ずはACS-64でAmfieetⅠ PhaseⅣを牽引。しかしここで、同席の方からの教示でACS-64のパンタが架線柱のビーム?に接触している事が判明・・・パンタを畳んでの走行となりましたorz
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牽引機をP42に差し替えます。さすがはP42というか、単にパンタが無いだけですが問題無く走行。
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次いで編成ごと差し替えて、E8牽引のペンセンCoachにスイッチ。走行方向が逆ですが、実はこれ先程までの向きですとカーブの緩い勾配でE8のスカート下部が接触するらしく、脱線してしまうのですorz
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その左カーブの緩い勾配を行く、隧道越しのE8ですが・・・ドッグノーズの1ツ目ライトが良い雰囲気です。
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今年最後の参詣に相応しく?満喫しましたが、物欲メーターを破壊した結果のお布施は、ジャンクコーナーに転がっていたカリフォルニア・ゼファーの何かよくわからない車両!(爆 見れば「SILVER CAFE」とカーネームがあるので、今年再生産分の食堂車(Diner)のようです。税込¥1kは躊躇不要な額面ですが、食堂車は沢山抱えてもしょうがないので、吟味して1両のみ入手。
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帰宅後開封・・・屋根全長に亘るアンテナがものものしいです。カリフォルニア・ゼファーは、当時3事業者が同一仕様で揃えた車両を混結していたそうで、この「SILVER CAFE」の所有はCB&Q(シカゴ・バーリントン&クインシー鉄道)となっています。それにしても、これのどのあたりが「ジャンク」なのか・・・判りませんでした。走らせてみるとボロが出るかもしれませんがw
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ペンセンCoachとNYC(ニューヨーク・セントラル鉄道)のビジネスカーに挟み込みました。動態保存編成という設定ですが、食堂車が入った事でいよいよそれっぽくなってきました。

今年は既報の通りの「大 厄」・・・思い返せば精神的にボロボロになった年でした。しかし悪い事ばかりでもなく、生活習慣というかハード面?では相当の進歩があったと思います。これをステップにして、来年は良い年にしたいという意気があります。

因みに、厄年なんて迷信滋味ていて関係無いよという向きもあるかと思いますが、弊職場の同僚にヒアリングしたところ、約2名の大厄の年の出来事がガクブルでした。要約すると1名は駅構内で転倒し骨折?その後痛風を発症、もう1名は早朝出勤後自宅アパートが全焼・・・厄払い祈祷は決して無意味ではないのかも知れません(汗

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by odoriba96 | 2017-12-05 22:11 | 9ミリ(外国型) | Comments(2)
2017年 12月 03日

12月3日と・・・「 大 厄 」のグランドフィナーレ!

本日は、鉄道模型趣味を通じて得た友人の命日です。
あれから4年・・・僅か4年ですか。私の中ではもっと長い年月が経過したと感じていたのです。齢を重ねると、こうなるのでしょうか。彼がもし今日存命であったとするならば、まだ三十代なんですよね。若い、若すぎる。夭折だの早逝だので片付ける事は容易いが、それだけでは割り切れないのが彼を知る者の偽らざる心境です。

だがしかし、私はこうして日常を今も生きられる、生かされている。
だから特別な「ポージング」や「お遊び」に走らず、ありのままで今日を伝えたいと思います。
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昨日の記事の通り、入線したKATOのSuperlinerⅠ(FhaseⅣb)ですが、記事up後にしげしげと眺めていましたら・・・
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Bセットに2両込まれるCoachの様子がおかしいです・・・。
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えっ、まさか!?
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画像青枠内に注意!
上:♯34079、下:♯34049
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同じくの反対側面!
上:♯34079、下:♯34049
♯34049の下端赤帯が途中で途切れとるわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!というか、1階の客扉に赤帯が掛かっているのもオカシイ!!

何がどうしてこうなったのか?さすがは名にしおう「 大 厄 」の面目躍如!この期に及んでこんなモノを引いてしまうとは!しかし、ここでエラーか否かをアメリカ型ではトーシロの私がジャッジするのは早計にも思え、本日は出勤日であるも、弊社勤務地であるマイアミ(通称:舞浜)から自由時間に新宿区西落合の総本山社務所へと電凸したのです(爆

電凸言うても、いたって平(へい)に・・・ですよ。現物は手許に無いものの、状態等を伝えた結果、中の人が在庫の品と照合した結果「不良品の可能性あり」という見解を得、総本山において直接対応いただけるとの事なので、なんと近日中に本年3度目の総本山参詣が果たされてしまいます(爆

しかし、私の知る限りでは模型車体への印刷工程で、このようになるのは考えにくい・・・というのはトーシロなのかもですが、これが俗に言う中華産ではなく国産なのですから色んな意味で複雑です。尤も、巷間のNewsの通り、国産であるからといって絶対的な信頼を保てる時代ではなくなってしまっているのですけどね・・・。

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by odoriba96 | 2017-12-03 21:51 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2017年 12月 02日

KATO Amtrak Superliner PhaseⅣb 入線!!

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昨日受け取ったばかりのKATO Superliner PhaseⅣb、いつ堪能できるか・・・で先延ばしにしていたらキリが無いので、いまのうちに纏めておきますw 此度のSuperlinerですが、私が求めたphaseⅣbのほかに今回はPhaseⅢも同時に再生産しています。実車についての詳細は他サイトを参照いただくとして、ざっくり言うとSuperlinerには2つのグループがあります。

1つは1979年~にプルマン・スタンダード社で製造されたSuperlinerⅠグループで、台車がアルストム式のMD-76であるのが外観上のポイント。もう1つは1993年~にボンバルディア社製で増備されたSuperlinerⅡグループで、台車がイコライザ式(吊合梁式)のGSI-G70台車であるのと、ハンディキャップを有す旅客に対応した客室を新製時から有しているのがポイントです。
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先ずは単品売りのTransition Sleeperから。この車両の役目は専らクルー(列車乗務員)のための寝台車でありますが、それに加えてBaggage Car(荷物車)等の1階建て車両とのウォークスルーを可能とした風変り?な造りとなっています。
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その連結妻、片方は見ての通り2階部に貫通路が構えていますが・・・
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もう片方はノーマルな位置に構えています。このTransition Sleeperは前述の通りクルーの寝台車ですが、混雑期や重複発券時などに旅客に割り当てられるケースもあるそうです。
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2階はRoomette状の寝室17区画で占められており、このようなレイアウトは他のSuperliner客車では見られないものです。1階にはトイレと休憩室?のような区画があり、そのクルー用という特殊な使途ながらもインテリアがしっかりと再現されています。
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このTransition SleeperはSuperlinerⅡにしか存在しないため、模型でも画像の通りイコライザ式台車のGSI-G70を履いています。ではSuperlinerⅡ登場前は1階建て車とのウォークスルーをどうしていたかというと、Amtrak発足以前の事業者(ATSF等)からの引き継ぎ車で同構造の車両を充当していたのです。
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SuperlainerⅠとSuperlinerⅡの台車の違いは前述の通りですが、やはりアルストム式からイコライザ式への「退化」というか「時代の逆行」はある種奇異ですよね。しかしweb上の断片的な情報によれば、良くない線路状態(「良くない」の基準が不明ですが)にあってはイコライザ式のほうが脱線しずらい(2階建てとなれば重心が高くなるので尚の事か)、またイコライザ式のほうが部品点数が少なくメンテナンスもしやすい・・・云々とあり、それが事実であれば極めて合理的な考え方であるなと、妙なところで感心してしまったのです。
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それではセット毎に布陣をチェックします。先ずはAセットで、内容はCoach Baggage、Coach、Sleeping Car、Dining Carの計4両です。
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Coach Baggageは1階が荷物室及びトイレで2階が座席車という日本的「ハニ」相当の車両。但し荷物室のプロセスが日本的なものとは異なり、乗客の駅預かり荷物、即ち携行品を収納するのが目的となっています。1階の窓が埋められているのと、荷物室用の扉がポイント。
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模型のインテリアも忠実で、1階へ降りる階段仕切りも再現されています。1階は当然のようにフラットで何も表現がありません。なお、これらSuperliner各車の車内平面図を紹介したがサイトが存在し、イメージを膨らませたいファンには参考になるかと思います→当該サイトはこちら・・・英文です
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Coachはオーソドックスな座席車です。Superlinerが運用される大陸横断列車は片道全行程2泊3日の長丁場に及ぶものですが、部分的な区間の乗客や、リーズナブルに乗車したいニーズもあるのでしょう。1階にはトイレの他に僅かばかりですが座席も備わっています。
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その僅かばかりの1階座席も再現される芸の細かさw 車種ごとにシートパーツを起こして共用しないコダワリが素敵ですが、その分価格にも反映されていると捉えて良いでしょう。
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パッと見Coachと大差無いですが、こちらはSleeping Car、そのまんまの意味の寝台車です。2泊3日の長丁場を全区間乗車するなら、大抵の観光客はSleeping Carを所望するかと思います。寝台料金はなんと食堂車での食事代込み(アルコールは除く)というものらしいですが、それゆえに割高(どれぐらい割高なのかはイマイチ判りませんがw)なのだとか。まあ食いっぱぐれるよりは・・・でしょうね。
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このSleeping Car、装備する客室は選べる?4つのタイプで、2階にはRoomette(大人1~2名用)10室、Bedroom(大人1~2名用、トイレ/シャワー付)5室、1階にはRoomette4室、Familybedroom(大人2名/子供2名用)1室、Accesiblebedroom(ハンディキャップを有す乗客対応、トイレ付)1室、そして共用のトイレ及びシャワールームを備えています。
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画像の1階左に見えるのがAccesiblebedroomで、これはSuperlinerⅡでは新製時から備わっているそうですが、このSuperlinerⅠに後天的に追設されたかどうかは確認できていません。しかし製品としての仕様がこうなのですから、恐らく存在する・・・という事なのでしょうか。
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Dining Car、食堂車です。2階の中央部の窓が無いので外観上判別しやすいですね。2階がテーブル席、1階がキッチンというのは日本でいうE26系や100系新幹線と同じですが、こちらはそれらと違い1階に通り抜け通路が無いのでフルでキッチンスペースが確保でき、調理人にとっては極めて理想的な環境となっています。
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2階中央部には1階キッチンとを結ぶリフトを含む簡単な作業場、その左右に計18テーブル(72席)のダイニングスペースが展開しています。
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続いてBセットです。Coach、Coach、Sleeping Car、Lounge Car、の計4両です。CoachとSleeping Carは先に触れたものと同じなので割愛します。
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屋根肩に居並ぶ天窓が目を惹くLouge Car。大陸横断列車の沿線に展開する雄大な景を満喫するのにうってつけの車両と言えましょう。
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2階には様々な角度が楽しめるチェアが並んでいますが、先程の平面図サイトでは半室がテーブル席となっています。要は2タイプ存在するのだそうです。1階には軽食や飲料類を販売するSnack Barことカフェコーナーとテーブル席、そしてお約束のトイレが備わります。
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最後に紹介するのは、今回再生産品でもなくSuperlinerグループでもないですが、大陸横断列車にチェックインした乗客の駅預かり荷物を収納するBaggage Car(荷物車)です。2015年頃まではHeritage Fleetと称される、Amtrak発足以前の各事業者から継承した旧形荷物車が運用されていたそうで、画像の車両がまさにそのグループなのですが、後継のViewlinerⅡグループの新製荷物車投入により、現在は一掃されてしまったようです。よって模型で再現できるのはその頃までの編成という事になります。



最後はお約束の動画リンクで・・・。先ずはタイトルから察するに「サウスウェスト・チーフ」(シカゴ~ロスアンゼルス)のカホン峠越えでしょうか。Superlinerは台車形状でⅠとⅡが混結されているのが判ります。



アイオワ州のOttumwa Stationにて、東行き(シカゴ行)と西行き(エメリービル行)の「カリフォルニア・ゼファー」がスライドするシーン・・・でしょうか。全区間の片道所要時間約50時間、タイミングによっては東行き/西行き計6本の「カリフォルニア・ゼファー」が本線上で走行している事になります。



これも撮影場所は同じくのOttumwa Stationですが、何があれかってP42のダブルヘッダーに続くACS-64電気機関車!!これはカリフォルニア州のサクラメントにシーメンス(Siemens)の工場があるため、新製されたACS-64はこのように「カリフォルニア・ゼファー」に連結され真反対の東海岸側に向けて回送されたのだそうです。模型的な再現の可能性は、P42はトラクションタイヤ無し(ゴム無し)に対しACS-64はトラクションタイヤ装備なので、両数次第では何とかなるかもといったところでしょう。



「模型のような」とはまさにこの事、コロラド州デンバーの西にあるという「Big Ten Curve」なる狩勝峠旧線も真っ青?な鉄道名所で、ここを通過する際に後部のほうが前方の機関車を入れて景色を堪能できるという事で、わざわざSleeping Carを他の大陸横断列車と異なる編成後部への連結に組み替えたほどです。該当は同じくの「カリフォルニア・ゼファー」。



鉄道模型のジオラマは、およそ「造り込み」が重要視される風潮があります。それは自然な事とは思いますが、他方、何もない真っ平原の線路を列車が駆け抜けてもいいじゃないか・・・そんなアンチテーゼ滋味た現実世界がユタ州にはあります。何でもかんでも昔と比較するのはジジ臭くて好かないのですが、本当にかくも手軽に、これまで知り得なかったような海の向こうの鉄道世界の動画を得る事ができる時代となった事は、空前の想いに尽きます。

これで憧れの大陸横断列車が・・・かと思いきや、P42のダブルヘッダーの相方がまだ居らず、年明けの1月にリリースされる新ロードナンバーまでの待ちです。私事ながら文字通りの「 大 厄 」で散々であった今年もあと僅か、来年は色んな意味で必ずや素晴らしい年にしたいという希望をもってして、2018年を迎えたいと思っています。

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by odoriba96 | 2017-12-02 21:08 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)
2017年 12月 01日

取り急ぎ・・・

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趣味検索より、予約していました品が着荷しました。これにて漸く大陸横断列車に馳せる想いが具現化されます。しかし悲しいかな、それを堪能できる暇(いとま)があるか否か?
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国産品(メイド・イン・サイタマ)であるにも関わらず、日本語表記の一切無いパッケージが輸出モデルである事をいやがうえにも顕わし、シビれますw

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by odoriba96 | 2017-12-01 22:29 | 9ミリ(外国型) | Comments(0)